【感想・ネタバレ】カラー版 カメラは知的な遊びなのだ。のレビュー

あらすじ

写真は最初の一枚に真実がこもっている。ファインダーばかり覗いてないか? 液晶モニターが付いていると、ついつい構図が気になってカメラアングルに凝ってしまう。しかし、稀代のライカ博士に言わせると「ファインダーは見てはいけない」。ファインダーを見て考えすぎると、物事の本質はどんどん逃げていくから??。充実した大人のカメラ生活を送るための、チョートク流デジカメ指南。

...続きを読む
\ レビュー投稿でポイントプレゼント / ※購入済みの作品が対象となります
レビューを書く

感情タグBEST3

Posted by ブクログ

語り下ろし本のせいか、さらっと読める。主張が前に読んだのとほぼ同じということもあるのかもしれない。

まあ、カメラ指南については、カメラマンだからこそ言える、という面もあると思うが、
散歩カメラなどは、自分もやってみようと思う。

意外で面白かったのが、工業デザインやブランドについての話。
あえて「クラシック風」にしているようなデザインへの批判と、画一的なブランド志向の批判(ロレックスとか)は、とても共感できた。

あとは、仕事ができそうにみえるのは、コンパクトデジカメを使っている人であって、ケータイカメラだといかにもできなさそうに見えるらしいので注意しよう。
(500)

[more]
(目次)
右手にライカ、ポケットにデジカメ。

第一章 チョートク流 カメラ指南 十二カ条 いい写真とは、どんな写真か?
 その一 常にカメラとともにあるべし
 その二 バッテリーは常に切らさないように注意すべし
 その三 最初の1枚に、真実がこもっている
 その四 ファインダーを見るな
 その五 撮影現場の雰囲気を大切せよ
 その六 画像補正ソフトの使用はほどほどに
 その七 それぞれのカメラスタイルをつくろう
 その八 「散歩カメラ」に行きましょう
 その九 自分の写真を人に見せよう
 その十 新製品情報にだまされるな
 その十一 容量の少ないメモリーカードを使うべし
 その十二 RAWモードは使うべからず
【コラム】チョートク流 メディア管理1
 デジカメデータは、貸しサーバーに保存

第二章 チョートクのカメラの買い方・選び方 デジタルカメラの場合
 最初の1台に失敗するオヤジ
 最初はコンパクトデジカメ
 迷ったら一番安い製品がおすすめ
 カメラの価値と価格体系を壊したデジカメという存在
 デジカメは1年で2万円分
 デジ一は、中古の型遅れがおすすめ
 クラシックカメラの場合
 人間は無駄なことが好き
 銀塩カメラでリスクを楽しむ
 基本は中古カメラ店、専門店
 メリットの多い中古カメラ市
 インターネットオークション利用のノウハウ
 5万円から始めるライカ
 ソ連製のカメラはダメなのか?
 銀塩コンパクトカメラは賞味期限に注意
【コラム】チョートク流 メディア管理2
 SDカードはとにかく出さない

第三章 チョートクのカメラ風俗論
 デジタル一眼オヤジに物申す!
 カメラとTPO
 カメラブランド一考
 銀塩プリント VS デジタルプリント

 正しい工業デザインのあり方とは?
【コラム】チョートク流 メディア管理3
 フィルムはショップを利用してCD-Rに焼いてもらう

第4章 チョートクが教える撮影テクニック
 その一 人物を健康的に、自然な笑顔で撮りたい
 その二 街中で怪しまれずにスナップを撮るには
 その三 動いているバス電車から外の風景を撮る
 その四 ガラス越しに夜景を撮るには?
 その五 集合写真を撮るときのコツ
 その六 観光地の風景写真がどれも同じようになってしまう
 その七 夕暮れ時の光の乏しいときの撮影テクニック
 その八 パーティで人を撮るには
 その九 光っているモノを撮影するときは
 その十 オークション用に物を撮影するとき

デジカメもライカもこれからは「第三信号系」を目指す

0
2018年10月12日

Posted by ブクログ

カメラで遊びたくなりました。iPhoneのカメラからデジカメに持ち替えて遊んでみます。長続きする趣味になれば嬉しいです。

0
2014年04月01日

Posted by ブクログ

2回目。
2時間くらいで読んでしまった。

たぶん前読んだのは写真を撮り始めて少したった2年くらい前かな。

「こんなリスクルーフの時代だからこそ、私は、無駄でリスキーな部分ってすごく大切だと思うんです。だから、ミニマムな責任感ごっこを楽しめる銀塩カメラをおすすめしたいわけです。」

なーるほど。
無駄が大事なわけか。

0
2011年02月27日

Posted by ブクログ

写真好きじゃないとあれな本。

知的なのかはわからなくて、構図とかあんまり気にしなくなって、むしろ何も考えずに写真を撮るようになった。
フイルムを使うようになったのはこの本の影響。

写真って楽しいなぁ。

0
2010年02月04日

Posted by ブクログ

2008/8/9 新大阪駅のBooks Kioskにて購入
2009/3/5〜3/6

現在のデジカメの楽しみ方に一石を投じている。この本を読むと素人のスペックオタク振りに気づかされる。良い写真とは何か、を考えさせられる。でも、良いカメラ欲しいんだよなぁ。

0
2010年04月22日

Posted by ブクログ

自分が好きな写真を撮る
現場の雰囲気を大切に
第一印象、大切に
散歩が冒険になる
見せること大事。方法がない。
女性は、内側を見つめる道具として使う。

0
2014年12月31日

Posted by ブクログ

ネタバレ

写真好きの大先輩の話を、のんびり聞かせてもらえたかのような一冊(編集者の質問に答えていく口述筆記だし)。

昔のフィルム時代から、現在のデジカメまで知り尽くした著者の、肩ひじはらないカメラとの付き合い方がいい。 
本書「知的」⇒続編「詩的」と続け読み。
カテゴリを、あえて実用書でなく、エッセイとした

0
2014年10月09日

Posted by ブクログ

[ 内容 ]
液晶モニターが付いていると、ついつい構図が気になってカメラアングルに凝ってしまう。
しかし、稀代のライカ博士に言わせると「ファインダーは見てはいけない」とのこと。
なぜならファインダーを見て考えすぎると、物事の本質はどんどん逃げていくから―。
充実した大人のカメラ生活を送るための、チョートク流デジカメ指南。

[ 目次 ]
第1章 チョートク流カメラ指南十二カ条(常にカメラとともにあるべし バッテリーは常に切らさないように注意すべし ほか)
第2章 チョートクのカメラの買い方・選び方(デジタルカメラの場合 クラシックカメラの場合)
第3章 チョートクのカメラ風俗論(デジタル一眼オヤジに物申す! カメラとTPO ほか)
第4章 チョートクが教える撮影テクニック(人物を健康的に、自然な笑顔で撮りたい 街中で怪しまれずにスナップを撮るには ほか)

[ POP ]


[ おすすめ度 ]

☆☆☆☆☆☆☆ おすすめ度
☆☆☆☆☆☆☆ 文章
☆☆☆☆☆☆☆ ストーリー
☆☆☆☆☆☆☆ メッセージ性
☆☆☆☆☆☆☆ 冒険性
☆☆☆☆☆☆☆ 読後の個人的な満足度
共感度(空振り三振・一部・参った!)
読書の速度(時間がかかった・普通・一気に読んだ)

[ 関連図書 ]


[ 参考となる書評 ]

0
2010年07月04日

Posted by ブクログ

中身,さっぱり覚えてない.

写真,好きだけど,散歩したり旅行したり生活してる時に,「写真を撮る」という行為への意識があまり大きくなるのは好きじゃない.

「遊び」というか,「おやつ」程度でいいや.自分は.

0
2009年10月04日

Posted by ブクログ

デジカメ買ったのでその影響で買ってみましたが・・・
最初はカメラ撮影に対する心構えって感じで興味深かったけど、
途中からは難しい話になっている気配で、記憶なし(笑)

新書に典型的な竜頭蛇尾でした。

0
2009年10月04日

Posted by ブクログ

エッセイ的なかたちでカメラマンのオジサンが語る。

カメラHOW TO本とは違いますよ。

「ロレックスなんて、ほら、もう、犬のくそみたいなもので。」

0
2009年10月04日

Posted by ブクログ

カメラって、初めてやる人には意外と敷居が高い世界だと思います。
しかし、その敷居を高く上げたがっているのは、ごく一部のヘンなこだわりを持っている人ではないでしょうか。
もし、カメラを最近始めてみた方の中で、とても周囲についていけないと思った方。
いましたら、私はこの本をオススメします。
高いスペック“だけ”要求しても、いい写真は撮れない。
当たり前のことですけど、慣れていくにつれて、それを見失ってしまうことはとても多いです。
それを著者は、カメラ好きの人達に対して一番危惧しているのではないか。私はそう思います。

0
2009年10月04日

Posted by ブクログ

自身に不要なハイスペックばかり要求しないで、まず写真そのものを撮れという話。コンデジか1世代前のデジイチがお勧めらしい。話は結構面白い。

0
2009年10月04日

「趣味・実用」ランキング