あらすじ
72歳の現役アナウンサーと75歳の現役医師・作家。2人の元気の達人が実際に行っている、70歳からでも無理なくできる、「貯筋(=筋肉を維持する)」習慣と、そのために欠かせない食事習慣・生活習慣を大公開。ハードな運動も厳しい食事制限も必要なし。人生を楽しみながら、心も体も脳もスッキリ健康になるコツが詰まった一冊!
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Posted by ブクログ
著者のひとり生島ヒロシ氏の朝のラジオ番組を聴いて、手にしたもの。
鎌田實医師が、当番組にゲストとして登場したときの対話も含まれているかのような、お気軽な内容。堅く考えず、出来る範囲で楽しく健康づくりを、という両者の姿勢が良い。
「ツケはあとで清算したらいいのです。」
多少の食べ過ぎも、「ま、いっか」。三日単位ぐらいで帳尻を合わせるという緩い自己管理だが、元々しっかり日々の自己管理が出来ている人たちだから言えることでもある。シロートは、「あとで清算」の「あと」が、3日以内でなく3年くらい先送りしてしまうからタチがわるい。
ともかく、健康で、筋肉があれば、なんとかなる!のブレない指導は前向きになれそう。
歳を取ると、やはり筋肉は減少していく(放っておくとだが)。 年に1-2%だそうな。そのままだと70歳になる頃には、全身の筋肉量が落ち、サルコペニアになる。
この「サルコペニア」という概念は初めてきいた。「筋肉」と「減少」を意味するギリシャ語を組み合わせた造語で、比較的、新しい概念とのこと(メモメモ)。
また、サルコペニア自己チェックとして、「指輪っかテスト」という自分の脹ら脛を両手の指(親指と人差し指)で輪をつくって、脹ら脛の細さ(太さ?)チェックする方法が紹介されていた。まだまだ自分は大丈夫だと安心できた。
なにはともあれ、筋肉!
運動習慣を絶やさず、元気に動ける身体を維持していきたいと、改めて思った。