あらすじ
「このトイレきれいね」って思ってくれる、それだけで十分じゃないですか。──8年連続、世界でいちばん清潔な空港賞を獲得した羽田空港。それを支えた新津春子さん出演のNHK「プロフェッショナル 仕事の流儀」は感動の大反響を呼んだ。はっとさせられる、新津さんの日々の言葉をお手元に。
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Posted by ブクログ
新津さんは、お掃除のプロではない。仕事のプロである。
自分のこれまでの姿勢を振り返って、反省させられるところがなんと多いことか…
あえてひとつを選ぶと、
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自分が褒められたからうれしいのではなく
清掃の仕事をきちんと認めてくださっているのが
うれしいのです。
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こういう心がけで、気持ちを込めて、日々やるべき仕事に取り組んでいかないとなぁ、と初心に返ることができた。
折にふれて読み直したい一冊。
Posted by ブクログ
本作は比較的薄い本でサラッと読めました。
比較的短い文章で一つのエピソード、それがいくつか集まって一つの章になっている、という構成になっていましたが、それぞれのエピソードで筆者が特に言いたかった一文が各エピソードの最後にピックアップされています。
これがなかなか含蓄に富んでいて、今更ながらに感心させられたり、目からウロコみたいな思いをしたり、といった感じでした。
その中から、一つ紹介します。
『私は私のやりかたで前に進んでいくだけ。
何かができなかった自分から、
何かができる自分になることが重要で、
それが喜びなんです。』
Posted by ブクログ
清掃というのは、一種のワザなのだなと思う。
どんな器具を使うか、どんな洗剤が合うのか、場所によってどんな汚れがあるのか。
プロだから、と筆者は言うけれど、私たちが日常的に触れている仕事でもあるから、話題に上がるんだろう。
なんとなく、幸田文さんが、この本を読んで感想を述べるとしたら、どんなことを言うのだろうと思った。
私は、方法、は知りたいのだけど、マインド、を知りたいわけではないのかもしれない。
読んでみてから知った、自分自身の気持ちだ。
こういう気持ちで仕事に取り組んでいます、こんな風な意見を出したらこうなりました、という、前に前に進む姿勢を見るのは、自分には少し苦しい。
幸田文さんを出したのは、彼女の、日々の家事に対する描写が、とても自然だからだ。
そこにマインドはなく(時々、愚痴みたいなものはあるけれど)、でも、している側から見える光景が伝わってくる。
こんな風に書くと否定的に聞こえそうだが、仕事に対する姿勢が知りたくて読む人には、学ぶところがあると思う。
テレビなんかで、筆者を知って、さらに深く知りたいという人にも。