あらすじ
京、青澄、土、しき。高校で4人は出会い、恋に落ちた。身体が発熱し、恋愛のぜんぶを出し尽くしてしまった。あの事件が起こるまでは──。あれから15年。「あけましておめでとう! 久しぶり。みんなどうしてる?」京からのメッセージが、どん底のいまを動かしはじめる。
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Posted by ブクログ
作者の「文体」は好きです。
内容は難しいし、これが恋なのか、そもそも恋が何なのか私にはわからないけど、読み始めから面白い、続きが気になって、なんか中毒性がある本。
これが純文学?
平易な漢字をひらがなで書かれているのは読みにくい…
Posted by ブクログ
地元が舞台。なんて言ったら適切かよくわからない。悲しいとか切ないとかもよくわからない。でもなんだか、目頭がじんわり熱くなってしまうような終わり方だった。
誰にでも傲慢で暴力的で全能感を持つエネルギーがあって、それが分かるのは振り返った時で、それが本当の記憶なのかは確証がない。感情と伝達に漠然とした不安があるわたしには、なんだかすごく分かる。
誰かに許されたくて、でも自分をどうしようもない悪だとも嫌悪したい。いくつになってもこの感覚ってどこか捨てきれなくて苦しいよな。
Posted by ブクログ
恋は暴力
恋は正義
正義は人の数だけあるからなぁ…
あなたはわたし
わたしはあなた
境界が曖昧なあの時代特有の感覚
からの15年?後?
ひらがな多し、な文章です。