【感想・ネタバレ】恋の幽霊のレビュー

あらすじ

京、青澄、土、しき。高校で4人は出会い、恋に落ちた。身体が発熱し、恋愛のぜんぶを出し尽くしてしまった。あの事件が起こるまでは──。あれから15年。「あけましておめでとう! 久しぶり。みんなどうしてる?」京からのメッセージが、どん底のいまを動かしはじめる。

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感情タグBEST3

Posted by ブクログ

作者の「文体」は好きです。
内容は難しいし、これが恋なのか、そもそも恋が何なのか私にはわからないけど、読み始めから面白い、続きが気になって、なんか中毒性がある本。
これが純文学?

平易な漢字をひらがなで書かれているのは読みにくい…

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2023年09月17日

Posted by ブクログ

地元が舞台。なんて言ったら適切かよくわからない。悲しいとか切ないとかもよくわからない。でもなんだか、目頭がじんわり熱くなってしまうような終わり方だった。
誰にでも傲慢で暴力的で全能感を持つエネルギーがあって、それが分かるのは振り返った時で、それが本当の記憶なのかは確証がない。感情と伝達に漠然とした不安があるわたしには、なんだかすごく分かる。
誰かに許されたくて、でも自分をどうしようもない悪だとも嫌悪したい。いくつになってもこの感覚ってどこか捨てきれなくて苦しいよな。

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2023年08月17日

Posted by ブクログ

恋は暴力
恋は正義

正義は人の数だけあるからなぁ…

あなたはわたし
わたしはあなた

境界が曖昧なあの時代特有の感覚

からの15年?後?

ひらがな多し、な文章です。

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2023年09月23日

Posted by ブクログ

新しい恋愛関係を提示しているのだろうか。同じ高校に通う二人の男と二人の女。二組のカップルというわけではなく、四人で一組のカップル(カルテット?)みたく、一人が他の三人に恋愛感情を抱いている関係である。こんな関係ってリアルにみたことがないので、そもそも成立するのか不思議である。高校生の頃のまだ大人になりきっていないから成立するのだろうか。物語は、四人の関係が乞われたり修復したりと忙しい。そして一人が欠けることで何を得ていくのか、不思議な物語である。純文学のようだが少し長い。

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2023年09月08日

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