あらすじ
パン屋の後継者争いに破れ、うちひしがれるミレーユは、なりゆきでリヒャルトのために恋のショールを編むことに。しかし、編みかけのショール(もどき)を美形でナンパな怪盗に盗まれ怒り爆発! 乙女の執念で怪盗捕縛に挑むミレーユは、シアラン王家にまつわる陰謀に(自ら)巻き込まれてしまい…!? かくして『身代わり伯爵』の恋と暴走の挑戦がはじまる!! いちゃいちゃ指数上昇中、胸キュン王道ファンタジー第3弾!
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Posted by ブクログ
一巻からわかってたことだけど
ミレーユって重要なところにいるわりに
ちゃんと必要な知識もってない女の子だよね
不憫な扱いされてるわりに、本当行動ですべてをカバーするからな
だから兄が本当に妹を愛しているってことで
難儀だなあって
意外とフレッドは、苦労性だ。全部自覚してるからひとをからかいに行くんだろうけど
そしてセシリアがかわいかったです
Posted by ブクログ
パン屋の娘ミレーユと双子の兄の親友リヒャルトが巻き起こす西洋風恋愛物語。
パン屋の跡継ぎ対決で負けてしまったミレーユはアルマテリスに誕生日パーティのために行くことに。
ちょうどその日が聖誕祭と重なって、想い人の髪の色と同じ色のショールをプレゼントする慣わしがあるとか。リディエンヌに誘われてショールを編んでいたら盗賊集団の「ランスロット」に襲われ毛糸とあみかけのショールを盗まれてしまう。そのランスロットの本当の狙いはマリルーシャ公女。狙われたのは偽者だけれど、本物は、リヒャルトの妹のセシリアだった。
たった一つのお願いを「妹と暮らせますように」と願うミレーユの健気さにぐっとくる。
やっぱり両想いなのにすれ違うのは見ていて楽しい。