あらすじ
怜悧な頭脳とカミソリのような態度。一法師全は私設研究所に所属する文化財専門のトラブル・シューターで“考古探偵”の異名を持つ。アルバイトの古屋は遺跡の発掘現場で運悪く死体を発見して警察に連行されてしまう。“ぬかとさま”の祟りという噂が一人歩きをはじめる中、教育委員会から依頼を受けた一法師の登場によって事件は解決するかに見えたが、それは始まりに過ぎなかった。考古学ライトミステリ、シリーズ第1弾!
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Posted by ブクログ
アルバイトの古屋は遺跡発掘現場で運悪く死体を発見して警察に連行されてしまう。無実を主張する中、委員会から依頼を受けた私設研究所に所属する文化財専門のトラブルシューターで「考古探偵」の異名を持つ、『一法師全』の登場によって事件は予想もしない方向に発展していく・・・・
考古学とミステリーの組み合わせがなんか面白そうなので読んでみました。
鋭利な頭脳とカミソリの様な態度の『一法師全』の推理と考察がなんとも気持ちいいです。
発掘現場や銅鐸の事なども詳しく書かれているので、ミステリー部分だけではなくそちらの方も楽しめる小説だと思います。