あらすじ
小児がんの子どもたちと向き合って40年。聖路加国際病院小児科部長の著者は、朝暗いうちに車を走らせ病院へ。会議、診察、外来、患者家族とのミーティング、「がんの子供を守る会」他、様々な仕事が目白押し。でも、そんな超多忙の合間を縫って、俳句、スキー、お遍路の旅を愉しむことも─。初心を忘れず、かつ気負わず、医師として見事に生きる日々の記録、いのちをめぐる日記。
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Posted by ブクログ
【本の内容】
小児がんの子どもたちと向き合って40年。
聖路加国際病院小児科部長の著者は、朝暗いうちに車を走らせ病院へ。
会議、診察、外来、患者家族とのミーティング、「がんの子供を守る会」他、様々な仕事が目白押し。
でも、そんな超多忙の合間を縫って、俳句、スキー、お遍路の旅を愉しむことも―。
初心を忘れず、かつ気負わず、医師として見事に生きる日々の記録、いのちをめぐる日記。
[ 目次 ]
文化の日
凭られても
聖樹据ゑて
ふるさとの
ひとつの雲
子らが描く
ずり落ちさうに
もとどほり
どつさり浅蜊
生キ死ニのはなし
飯饐える
二百十日
芋煮の火
桂郎忌
[ POP ]
小児がんの専門医の日記。
たとえば、久しぶりに茶道教室へ行った日は<二ヶ月ぶりの静かな時間>と小さく充足し、また久しぶりに高校の同級生と飲んだ日は<私が一番アクセク働いているようだ。
恥ずかしく思う>と小さく戒める。
決して大きく喜んだり悲しんだりはしないのだが、読後、不思議な浄化作用がある。
[ おすすめ度 ]
☆☆☆☆☆☆☆ おすすめ度
☆☆☆☆☆☆☆ 文章
☆☆☆☆☆☆☆ ストーリー
☆☆☆☆☆☆☆ メッセージ性
☆☆☆☆☆☆☆ 冒険性
☆☆☆☆☆☆☆ 読後の個人的な満足度
共感度(空振り三振・一部・参った!)
読書の速度(時間がかかった・普通・一気に読んだ)
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