あらすじ
トスカーナ貴族の娘アレッシアは父に強要され、一族の経営するワイナリーへの投資家を迎えに空港へ赴いた。だが、最終便にもそれらしき人物は乗っていなかった。憤慨しながら彼女が車を発進させたとたん、フェラーリに追突し、降りてきた男性と激しい口論になる。その男性こそ、アレッシアが迎えに来た投資家だった。家長のチェーザレに代わり、息子のニコロが来たらしい。なんて魅力的な男性かしらと、一瞬アレッシアの心は揺れた。でも、私がこの人を好きになることは絶対にない。なぜってニコロ・オルシーニはシチリア出身のマフィアなのだから。■ニューヨークの名家出身の4兄弟が恋に落ちる姿を描く〈オルシーニ家のウエディング〉も今月で最終話です。情熱のおもむくまま、秘密の結婚をした二人。はたしてそのゆくえは?
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Posted by ブクログ
「オルシーニ家のウエディング」シリーズ4。三男ニコルの話。
ぶっちゃけこのシリーズ本書が初めて(笑)だからヒーローの兄弟たちのロマンスを知らない。それでもまぁどないか読めた。
出会い方好みで、口喧嘩ばかりでも惹かれ合うのも好みで、サプライズも期待通りで、ハプニングからラストにかけてグッと切なくてヒロインの儚げなシーンには泣きそうになった。