あらすじ
初井希美は婚約者の千住光一を待っていた。母と父代わりの伯父に会わせるためだ。だが光一は現れず、そのまま行方不明に。光一が連載していた限界集落をテーマにしたフォトエッセイの写真を手がかりに、希美は島根へ向かう。そこに光一の妹から、彼の元交際相手も失踪しているという知らせが。二人は一緒なのか? 怒りと悲しみが交錯しつつも希美は光一の足跡を追う……。
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Posted by ブクログ
『なめとこ山の熊』
初井希美は婚約者の千住光一を待っていた。母と父代わりの伯父に会わせるためだ。だが光一は現れず、そのまま行方不明に。光一が連載していた限界集落をテーマにしたフォトエッセイの写真を手がかりに、希美は島根へ向かう。そこに光一の妹から、彼の元交際相手も失踪しているという知らせが。二人は一緒なのか? 怒りと悲しみが交錯しつつも希美は光一の足跡を追う……。
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希美は婚約者の光一と母と伯父との会食にヤキモキしていた。
伯父はカメラマンという光一の職業に不安を抱いており、結婚には余り賛成していなかった。
それを払拭させるためにも、光一と会って欲しかった。
それなのに、約束の時間になっても光一は現れず、そのまま行方不明となる。
光一の妹と連絡を取り、彼を探し始めるが、元恋人の優子もまた姿を消しているということが判明する。
希美はあまりにも光一のことを知らない自分に愕然としながらも、彼の行方を追う。
彼が残した写真と彼の気持ちに寄り添いながら。
そして辿り着いた先には…
2024.9.19
Posted by ブクログ
話の展開が面白く、どんどん読み進める事が出来ました。
ただ魅力的な登場人物の少ない作品でしたね。面白いのに登場人物が微妙。不思議な作品です。
主人公の希美は色々知らされてないってところが気の毒なんですがどうにも頼りない(笑)ポンコツ気味です。
相棒の美紗はなんかつっけんどん。でも希美よりはまともなのかな。
恋人で探し人の光一は希美を大事に思ってる割に色々と説明不足。
もう一人の探し人、優子は周りから慕われる人格者のような描写だが実際どこにそんな魅力があるのかよく分からない。
網島はいい人でしたね。五頭は結局何だったのだろう。母親の昔の恋人なのかな。まさか希美の父って事はないと思うけど。
徳蔵(マキシ)のエピソードが一番の見どころかもしれません。本編からの独立性がかなり高いですね。
Posted by ブクログ
希美の婚約者、光一が失踪した。同時期に光一の昔の交際相手の優子も姿をくらます。希美は光一の妹、美彩と一緒に光一を探す。
事件にかかわりをもっていると思われる弘水徳蔵の手記があり、それがこの小説の中の別のお話として描かれているのが面白かった。戦時中の浮浪児のお話で興味深かった。