【感想・ネタバレ】「東京文学散歩」を歩くのレビュー

あらすじ

戦前の作家の暮らしの跡や文学作品の舞台となった場所を訪ね歩き、往時を本の中に「復元」した野田宇太郎による『東京文学散歩』シリーズは、1950~60年代に一大文学散歩ブームを引き起こした。本書は『東京文学散歩』から、往年と現在との比較が興味深い個所や、野田の主張が強く見て取れる個所などを紹介しつつ、実際にいまの東京を訪ね歩いて検証。さらに独自のコースも提唱し、新たな散歩の楽しみを提案する。昭和の文学散歩の時代を追体験できる文学ガイドブック。

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Posted by ブクログ

過半は、歩いた土地や知った土地ではあったものの、私が知らない土地に関する章では読解に苦労しました。原著の記述が影響していることは理解しながらも、その場所と経路をつかむにはなかなかに時間を要する本でした。また、自身に文学散歩で紹介される本に関する知識が余りなかったことも影響しているかもしれません。新書の紙幅では地図や写真を載せることは難しいでしょうからムック本での再会を祈りたいと思います。

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2023年08月16日

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