あらすじ
※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。
◎認知バイアスの存在を知って、自分・他人・社会を知る
「バイアス」とは、人間が生きている限り切り離すことはできないもので、
物事を現実とは異なる自分なりのかたちで認識してしまう現象です。
それはどうして起こるのか、避けることはできるのか、そもそもバイアスとは悪いものなのか?
自分の見ている現実は、正しいのか?ほかの人は自分をどう認識しているのか?
急激に意識され始めた分野でありながら、誰もがまだはっきりとは分かっていない「認知バイアス」について、
ビジネスシーンをはじめ日常生活で直面するさまざまなケースを例に挙げ、
親しみやすいイラスト図解でサクッと解説しました。
◎社会心理学を専門とする監修者による、バイアスの研究
本書の監修は、社会心理学を司法の分野に応用する研究に携わり、
関西大学社会学部で教鞭をとっている藤田政博先生。
社会人でも学生でもすべての人は、あらゆる場面で「バイアス」と無関係ではいられません。
長年この分野を研究してきた藤田先生による、「認知バイアス」についての知識は、
まさに目からウロコの面白さにあふれています。
認知のクセ・バイアスをきちんと理解できれば、ビジネスにおけるマーケティングやデータの収集・分析など、
大切な場面で認識の偏りが起こることが意識でき、間違いを防ぐことにもつながります。
本書でバイアスについて知れば、明日から、世界の見え方・感じ方が変わります!
感情タグBEST3
Posted by ブクログ
「バイアス」というものを正しく理解していない気がして手にした一冊。人のあらゆる思考特性を見事に整理する考え方であると思った。自身にとっても思い当たることのあるものが少なくない。心の平穏を目指して生きるためには、煩悩だけではなくその時その時に生じている自身のバイアスに気づき修正することも大事だと考えさせられた。
また、自身の仮説が正しいことを証明するアプローチ以外に、それが誤っていることを証明するアプローチ(論理学における対偶)に関する記述をずいぶんと久しぶりに読んだ。思えば、今の自分というのは仮説が正しいことのアプローチしか取っていない。原点回帰のきっかけを得る。
自分のバイアスをチェックするために、いつも手元に置いておきたい一冊。
Posted by ブクログ
・ああ、あのことも◯◯バイアスという
バイアスの1ジャンルに含まれるのか
・あれってセルフハンディキャッピングって
言うのか。バイアスの呼称、長いな。
・人は他者にはなりきれない
・学校スキーマに囚われずにいきたい
・バイアスはあるものだと知っていることが大切