【感想・ネタバレ】盗作・高校殺人事件のレビュー

あらすじ

新宿駅の九番線ホームで電車を待っていた牧薩次のうしろで鈍い爆音とともに売店から黒煙が上がった。パニック状態に陥った群衆は階段に殺到し、折り重なって転落した。死者9名、重軽傷者61名の大惨事であった。病院に担ぎ込まれた薩次は同室の若い被害者2人と意気投合し、その中の1人、三原恭助の実家、鬼鍬温泉に、退院後それぞれカップルで出かけることになった。だが、そこで密室殺人事件に巻き込まれる……! 『仮題・中学殺人事件』に引き続き、今度は「作者は 被害者です/作者は 犯人です/作者は 探偵です」と、作者が仕掛ける超ミステリ。ポテトとスーパーの名推理が冴える第2弾、ファン待望の新装版。/解説=はやみねかおる

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感情タグBEST3

Posted by ブクログ

「作者は 被害者です/犯人です/探偵です」の文言に偽りなし。意外性のあるトリックに騙された。メタミステリは構造が複雑で、変化球のトリックが使えることが魅力だと思う。

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2024年10月16日

Posted by ブクログ

キリコと薩次のコンビは高校生になっても健在。
そこに、あんなシーンもあるなんて、やるねぇ。
探偵2人の軽妙さに比べて事件はなんとも重い。
高校生カップル2組とのやり取りはそれぞれに個性的で楽しいのに。
作者は被害者で犯人で探偵というのはどういうことか。
幕間に挟まれる一見関係なさそうな話はどう繋がるのか。
40年以上前の作品とは思えない面白さ。
色褪せないって素晴らしい。
さて、3作目に突入。

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2023年12月03日

Posted by ブクログ

 メタミステリーの類であるスーパー&ポテトシリーズ第二弾。前作の「読者が犯人」であるのに対し「作者は被害者です犯人です探偵です」というキャッチフレーズに惹かれて読み進めたが、スーパー&ポテトの話が面白いのはもちろん、メタ要素と上手く絡めた二重構造になっているのが印象的だったし、タイトル回収も「なるほど。」と思わせる形だった。

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2024年04月05日

Posted by ブクログ

前作に引き続き朝日ソノラマ文庫で何度も読んだ想い出とともにノスタルジックな心持ちになりながら。

ポテトの早業がこの作品のクライマックスだなぁ。

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2024年03月02日

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