【感想・ネタバレ】首イラズ~華族捜査局長・周防院円香(すおういんまどか)~のレビュー

あらすじ

内務省に新設された華族捜査局で、警部補の来見甲子郎は局長周防院円香の指揮の下、九鬼梨伯爵家で起きた陰惨な毒殺事件の捜査を行うことに。曲者ぞろいの伯爵家一族に確執が見え隠れする中、円香の独自の捜査スタイルに甲子郎は翻弄され続ける。そして事態は首切り連続殺人に発展! 大正時代の東京を舞台に展開する陰惨で奇怪な殺人に、麗しき捜査官が挑む。

...続きを読む
\ レビュー投稿でポイントプレゼント / ※購入済みの作品が対象となります
レビューを書く

感情タグBEST3

Posted by ブクログ

名家の広大な屋敷で起こる、奇怪な連続殺人。その謎を解く鍵は一族の過去に秘められていた……。どう読んでも横溝正史だなあこれは。作者さんは本来は歴史小説の作家さんで、その分、メタミステリだ、後期クイーンだと小理屈をこね回さないとならないプロパーのミステリ作家さんより、却って自分の好きな物が掛けるのかも知れませんね。惜しむらくはキャラクターがあまり魅力的には思えないこと。ヒロインはいいとしても、ワトソン役があまりにも小物で俗物過ぎるような。

0
2023年07月27日

「小説」ランキング