あらすじ
おまえのぬくもりで、俺を滅ぼしてくれ
巫女であるラスティンは殺された仲間の復讐のため、踊り子に身をやつし凶王ガスタインの愛妾となる。夜毎寝所で好機を得るも、繰り返し与えられる快感に翻弄されてしまっていた。何度目かの夜、寝物語で王の過去と民を思う胸中を知ったラスティンは、憎悪の念に反し、冷血の字の如く冷たい肌の彼にぬくもりを与えたいという思いを抱く。手を握り身を寄せてくる愛妾に幸福を覚える王。彼はいつしか「彼女に自分を滅ぼして欲しい」と願うようになり――。
死を望む不死身の王×王を救える唯一の巫女、王を愛する巫女が下す審判は――
【目次】
一章
二章
三章
四章
五章
六章
七章
八章
九章
あとがき
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Posted by ブクログ
神殿を焼き討ち皆殺しにした王への復讐で、彼に近づくため踊り子に身を落としたヒロイン
巫女である彼女だけが凶王を討つことができるというが、その方法がわからない
愛妾となり王の本心を知るうちに─
ヒロインに自らを滅ぼして欲しいと願うヒーローが最高に良かった！
花菱先生のヒーロー目線が好きすぎて何度も読み返しました
Rシーンも満載で終始ドキドキ
殺したいほど憎い相手に抱かれるヒロインの揺れ動く心情も見どころ
戦闘シーンも良かったし、苦しむヒーローが可哀想で、どうにかして救わなければ…とヒロインに感情移入してしまいました
紙書籍
美麗な表紙に惹かれて衝動買い。
ヒロイン目線、ヒーロー目線、両方あり、切なくて良かったです。
ただ、解決方法がなぁ...都合が良過ぎるような⁈
そして、「神の力」もねぇ...TLだから、当然そう来るでしょうが。
愛の力ってことなのかなw
