あらすじ
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【コンサルはもちろん、すべてのビジネスパーソンに必須!】
会社の業績が上がらない理由として、PR力が弱い、顧客との信頼関係ができていない、商品の質がよくない、人材の入れ替えが激しい……などなど、さまざまな問題があげられます。
通常は、問題が見つかったら、その解決に動きます。
しかし、見つかった問題の1つだけが改善されても会社の業績はよくなりません。一時的に、業績が向上することはあるかもしれませんが、すぐに新たな問題が発生します。
つまり、業績アップは一時的なものとなってしまう、場合によっては業績向上にならないケースまであります。
継続的に会社の業績を上げていくためには、問題を総合的に考え、行動することが必要なのです。
本書が取り上げている「問題解決」は、さまざまな問題を総合的に考え「本質的な問題」を見つけていきます。
客観的なデータを元に論理的に考えて導き出した「本質的な問題」を発見し、それを解決していく方法が本書のが取り上げている「問題解決」です。
【マッキンゼーの元パートナーが監修】
この「問題解決」は、マッキンゼー・アンド・カンパニーにて使われている手法のベースにあるものです。
監修者は、マッキンゼー・アンド・カンパニーにて人材育成責任者、パートナーをつとめた人物。そのときに、「問題解決」のベースを作り上げた一人です。経営コンサルタントとして企業の業績向上に取り組むとともに、「問題解決」を実現する人の育成プログラムを数多く手がけ、企業の業績の向上に大きな成果を上げてきています。
このように企業の業績向上に「問題解決」は重要な事柄であり、ビジネスに必須ですが、学校でも会社でも教えてもらえない考え方です。
感情タグBEST3
Posted by ブクログ
・感想
このシリーズ解りやすくて好きです。定期的に読もうかな。
・Todoメモ
業績を上向きにさせるのは
戦略、インフラ、人の意欲 の3つ
問題解決は大きく3つに手順が分かれる。
・発見
あたりをつける、データ収集、インタビュー、帰納的思考
自社の業績を理解し、参入市場の課題と成長機会を把握し、VCを検討、インフラと人の問題を理解すること。
収益性(稼ぐ力、営業利益率など)
成長性(売上高成長率)
市場シェア(自社売上の割合)
生産性(売上)
VCの書き方。
思いついた工程を書き起こす。
工程をまとめたり分解する。
工程を時系列に並べる
事業活動の大きな流れを抑える
川上から川下までを図解化し、構成要素を把握。
売上を増大させる活動(戦略)と戦略実現を支援する活動(インフラ)の2つの流れに分類。
数値データはチャート化して原因を分析する。
データを集めたらインタビューを行う、
・質問案以外の話を聞かない。
・自社商品紹介ありきの会話をしない
・アイデアや提案の押し付けをしない
・前提を共有せず結論に移ることはしない。
インタビューの目的は相手の利益のために実施していることを整理する。
★目的に沿った質問案を整理しておくこと。
★インタビュー後はフレームワークを使って情報せいりをすること。
集めた情報を切り口に従って整理する
事実を要約して、帰納的にまとめて本質的な課題を発見していく。
・立案
具体化、顧客、バリューチェーン、事業ドメイン
★解決策の立案は抽象的な課題から、
戦略、インフラ、人の意欲の3ついずれかに関わる。
どれが優先か順番つけて取り組むこと。
行動できるレベルまで具体化して何を誰がいつまでにやるかを明確にする。
・実行
使命の理解、仲間の説得、信頼構築
周囲を巻き込まないとビジネスは機能せず、また目的がメンバーに落ちないとメンバーはいつまでも動かない。
★キーパーソンを巻き込むには心を動かす提案が必要。
明確な結論と経営者視点の2つの要素が含まれている。