あらすじ
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すっかり世の中に浸透したSDGs。本書はSDGsの各目標を分解して解説するだけでなく、前身のMDGs、ひいては産業革命時代からの解説も。後半では地方行政、女子大工学部、国境なき医師団、伝統文化継承者などさまざまな業界の方へのインタビューを通してSDGsを多角的に理解する。
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Posted by ブクログ
「SDGsの超基本」
持続可能な開発目標という意味らしいのですが詳しくは知らなかったので買ってみました。
世界で達成すべき項目として17つ挙げられています。
1.貧困をなくそう。
2.飢餓をゼロに。
3.すべての人に健康と福祉を。
4.質の高い教育をみんなに。
5.ジェンダー平等を実現しよう
6.安全な水とトイレを世界中に。
7.エネルギーをみんなにそしてクリーンに。
8.働きがいも経済成長も。
9.産業と技術革新をつくろう。
10.人や国の不平等をなくそう。
11.住み続けられるまちづくりを。
12.つくる責任つかう責任。
13.気候変動に具体的な対策を。
14.海を豊かさを守ろう。
15.陸の豊かさも守ろう。
16.平和と公正をすべての人に。
17.パートナーシップで目標を達成しよう。
となってます。
飢餓や貧困はある程度まで達成しましたが目標までにはまだまだあるみたいです。
海の資源もプラスチック汚染で生態系や魚が被害を受けてて難しい問題です。
経済格差は日本は結構下位にいることも知りました。
日本は豊かだと言われてますが男女格差や経済的格差も下の方です。
ちなみにアメリカでも格差は大きいです。
日本は少子高齢化がこれから問題になると思いますが人口は高齢者が増えて子供は減っていくので何とかしたいところ。
僕の給料も低すぎて生活はカツカツで読みながらなるほどなぁと理解するところも結構ありました。
たぶん僕の世代では大丈夫だと思いますが次の若い世代は生活も厳しくなりそうです。
何とかしないとと思わなくてはいけないなと改めて思います。
Posted by ブクログ
特に後半の文化に関する項目がとても勉強になる。
今後、社会が変化をしていく時に、「安心、信頼」の価値観がもっと重要になるはず。共通の文化を持つことの素晴らしさは忘れちゃいけない。AIの進化は凄まじいといえど、ここを、蔑ろにせずに戦っていくことにまだ勝機は残されてそう。
山極先生の、太陽光発電パネルを置くために、森林を伐採することは、本当に正なのか?というコメントは、物事を一面でしか見ない時の危険性をズバッと言い表してくれたいい例。先日の酒井先生の本でも似た表現があった気がする。
一面から、都合よく見ようとせず、もっと多角的に見れるように学び続けないと行けないなと思った。