あらすじ
誰であれ、ひらめきやすい頭になることはできる! 大きな成功をつかんでいる人に限って、日々の生活習慣は驚くほど当たり前のことしかしていない。本書では、まずはひらめくためのルールづくりを行い、ひらめくための情報収集術、論理的思考術、仕事術、オフ活用術と、著者自身が仕事のなかで身につけた実践的なひらめきの方法を明らかにしていく。内容例を挙げると、◎マンスリーtodoで生活をルーティン化させる ◎ひらめきをスパークさせるための環境づくりを徹底的に行う ◎数字をメモする習慣を身につける ◎皆が困っていることこそ、ひらめきの源泉 ◎「チャンス」の対の言葉は「準備」 ◎新聞の数字で分かる良いデフレと悪いデフレ ◎物見遊山に出かけよう ◎定点観測の地をつくる ◎持続力がない人ほど、集中してアイデアを生み出せる……等々日々の些細な行動の積み重ねで驚くほど成果が変わっていく。アイデアを実際の仕事に活かす小宮流仕事術!
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Posted by ブクログ
ひらめきは、経験と知識、そして論理的思考力によって生み出されるもの
■ひらめくための生活習慣術
・100%の力を身体全体にみなぎらせるためには、朝起きる時間
よりも、夜寝る時間を確定させる
・「志は氣の帥」(孟子の言葉)志や目的、目標を持つことができたら、
気合が入る。
・一日のうちで一番脳が働きやすい朝を、生産的な仕事に費やす。
■ひらめくための情報収集術(インプット)
・インプットなしのアウトプットはありえない
・一番効率の良い情報収集のツールは新聞。新聞を読むうえでの
大原則は必ず一面から読むこと。
・いつ来るかわからないチャンス(アウトプット)のために、日頃から
の準備(インプット)をする。
・自分が勉強した成果は何で測るか?その知識が実践で使えるかどうか。
■ひらめくための論理的思考術
・論理的思考力を鍛える勉強は「広く浅く」ではなく「狭く深く」。
・本当に理解できているかどうかは、何も見ずに自分の言葉で正確に
説明できるかどうか。
・読書には「知識を増やす読書」と「理解力を深める読書」がある
・「ひらめき」は、どんなに素晴らしいものであっても、論理的に
矛盾を含んでいたら、優れたものではない。
・論理的思考力をアップさせる方法は、論理的思考に優れた人が書いた
論理的思考レベルの高い本を、論理を飛ばさずに読んでいく。
■ひらめくための仕事術(アウトプット)
・「ひらめき」とは検証されない限り仮説である。
・「ひらめき」を活かせる人と活かせない人との差。それは、自分の
仕事に対する使命感、愛情、真摯さ、責任感が持てているかどうか。
・教養や雑学のような「知識」として持っておくものと、それらの
「知識」を仕事上のひらめきによって「知恵」に変えられるか
どうかは別の話。
・皆が困っていることこそ、ひらめきの源泉。
■ひらめくためのオフ活用術
・物見遊山に行く。なんでも見て、感じて、考える。
・定点観測の地を作る。同じ時期に、同じ場所で、仮説を持ちながら、
そこで起きている現象を眺めて検証する。