あらすじ
いつ炸裂するかわからない時限爆弾として映画があるとするならば、ジャン=リュック・ゴダールの作品はいかなる条件のもとにそうであるのか、あるいはそうでないのか。映画批評的/映画史的差異を捉えた者だけに現れる問題が存在する──。最初の長編『勝手にしやがれ』から遺作『イメージの本』まで、稀代の映画作家が置かれ続けた孤独。撮ることと観ることとのいまだ決着のつかない闘争の場に対峙してきた著者は、「映画はもはやゴダールなど必要としていない」と断じる勇気を持てと訴える。新たなる孤独の創造のために。ゴダールへのインタヴューなどを再録増補した決定版論集。
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Posted by ブクログ
とても面白かった。そして、ゴダールの映画を観た後の、置いてけぼり感、分かったような分からんような、、あの気持ちがどこから来ていたのかが少しは理解できた気がした。
著者の蓮實重彦先生は、ゴダールとも既知の仲であったという。
ゴダールの映画に対して、主題的批評を放棄せざるを得ない理由、むしろそのような凡庸な技では切り崩すこともできない程の、映画におけるゴダールの玉座に対しての革命。蓮實先生の熱い思いが伝わる。
本当にゴダールのことが大好きだったんだろうな。
もうめちゃくちゃファンやん笑
ゴダール好きには是非読んでおくべき一冊。
最後の黒沢清監督との対談もすごく面白かったです。