【感想・ネタバレ】「未常識」への挑戦のレビュー

あらすじ

未来を読み、時代を変える
ベンチャー企業に求められる「未常識」の発想とは

今までにない事業を生み出し続け、
数々の成功を収めてきた著者の人生から紐解く、
ビジネスチャンスを見つけるヒント
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中小企業が生き残りをかけて新規事業展開を行おうとするとき、
ノウハウや人材の不足、コスト面など課題も多く、自社製品やサービスを
どのように構築・発展させたらいいか悩むことも少なくありません。

著者はこのような中小企業の経営者に向けて、
「未常識」という独自の理論のもとにさまざまなサポートを続けています。
米国カリフォルニア州にあるウォルト・ディズニー本社に勤めた経験をもつ著者は、
帰国後の1994年に自ら会社を立ち上げ、当時米国で流行していた文房具を
日本に輸入し大ヒットさせたり、その頃はまだ珍しかったショッピングモールでの
整体院を流行らせたりと、さまざまな事業を成功させてきました。
こうしたヒットや成功のカギとなるのは、いつかは常識となり得るものでありながら、
現時点ではまだ誰もその本質や価値に気づいていない状態のものを見つけることだと
著者は言います。この事業家として探し当てるべきビジネスチャンス、
まだ常識とはなっていないものこそが、非常識とは異なる未常識なのです。

本書では、新たなビジネスを生み出すのに欠かせない未常識とはどのようなものかを
明らかにしたうえで、著者がこれまでに立ち上げたビジネスを例にして、
未常識だったものをどのようにして常識へと変え、ビジネスにしていったのかを解説します。
新たなビジネスにチャレンジしようとする起業家たちのヒントとなる一冊です。

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Posted by ブクログ

日本は「常識」という名のルールに縛りがちであるが、それでは成功はできない。まだ誰も気づいていない将来的に常識になりそうな「未常識」を見つけて取り組んでいくのが重要だと教えてくれます。

また、経営者として「事業をやる時の心得」も随所に載っていますが、著者が信念として持っているのは「社会の役に立ち、関わる人を幸せにする」というもの。自分の利益ではなく、他者の幸せを常に考えている人は、やっぱり凄いなぁと感じました。

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2023年10月10日

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