【感想・ネタバレ】おしゃべりから始める私たちのジェンダー入門のレビュー

あらすじ

あのとき悩んだあのことは、全部ジェンダーの問題だったのかも・・?!


非モテ男性たちのぼやき、仮性包茎に『うっせぇわ』、『おかあさんといっしょ』や母親からの過干渉、ぼる塾、阿佐ヶ谷姉妹のお笑い、ZARDに朝ドラの男性たち、パワハラ、新興宗教、ルッキズム……
ジェンダーを「自分事」として考えるために。
共同通信配信の好評エッセイ「清田隆之の恋バナ生活時評」を大幅加筆。より正直に、言葉の密度高く書籍化。

日々を暮らす中で感じたモヤモヤを、誰かと話しながら言語化していく営みこそ、ジェンダーという巨大にしてつかみどころがなく、それでいて根源的で影響力も計り知れない問題に向き合うためのきっかけになるのではないか。私というミクロの世界と、社会というマクロの世界は、どこかで確実につながっている。――「まえがき」

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Posted by ブクログ

 恋愛相談を中心とする桃山商事で活動する著者清田隆之さんが、コロナ禍の3年間の生活を中心にしたジェンダーに関するモヤモヤを綴ります。また、過去の恋愛経験等をふり返り赤裸々に告白し、ジェンダー課題を学んだからこそ振り返り、内省するエッセーです。
 第1章では、「男」について考え抜き。第2章では、コロナ禍と双子育児と生活の限界。第3章では、ルッキズムの呪縛とエンタメによる癒やし。第4章では、心を開いて、清田くんでは、暴力とコミュニケーションが紙一重の領域で傷つく男性たちを、自信の苦しみと重ねて表現します。おしゃべりを通じて言語化していくなかで、ジェンダー問題を可視化し、日本国憲法の個の尊厳の重要性、日本国憲法と実社会の矛盾についても指摘する。これまで出版された清田さんの書籍だったら、答えは読者に委ねるふわふわした表現が、今回はきちんと自己主張する清田さんの成長も見逃せない。

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2024年05月27日

Posted by ブクログ

2020-2022に書かれた新聞連載のエッセイをまとめた本

それぞれの項に、2023年において改めてのコメントが付いているのがいい。わずか数年の差だがコロナ禍を経てきた前後での感じ方の差や、そうでなくとも補完文章があるので読み取りやすくなっている気がする。

安定の面白さだが、テロリストに寄り添うような内容だけは受け止められなかった。

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2025年11月12日

Posted by ブクログ

本を読んでいてわからない事がでてきてまた本を買う
本を読んでいてもっと知りたくなりさらに本を買う
本に載っていた本に興味が湧いてしまいその本を買う
本を読むより買うスピードの方が早くなり絶望する
それなのにまた本を買ってしまう、なんて幸せなんだ

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2023年10月19日

Posted by ブクログ

男性視点・父親視点でのジェンダーにまつわるもやもやコラム。
まだまだ社会は変わらなそうだから、すこしずつお茶会が広まってほしい。

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2023年10月02日

Posted by ブクログ

いつも朝日新聞のBe「悩みの坩堝」で、ほお〜と感心させられる回答の清田さん。
この本でも、うんうんとうなづくことばかり。
世の中の男性が清田さんみたいな人ばかりだったら、世の女性が、ここまでジェンダーギャップに苦しむことはないだろう。
第3章#stayhomeと令和のエンタメの阿佐ヶ谷姉妹。
第4章心をひらいて、清田くんのZARDと新自由主義の呪縛。
が印象に残ったが、他にもいろいろ。
清田さん、たくさん本を読んでおられる様で、この本の中でいろいろな本を紹介しておられます。
それも読みたいなぁと思いつつ、読みたい本目白押しで、なかなかwww

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2024年11月23日

Posted by ブクログ

・清田さんの著作を読むと、そのジェンダーについての悪戦苦闘ぶりが他人事と思えない瞬間がある。これは私である。
・この本は何か激しいトピックがある本ではない。ただそうした男の日々の考えや起こった事を記したエッセイでしかない。が。他にもそういう人がいるという事実にちょっとホッとしている。頑張ります。

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2023年10月08日

Posted by ブクログ

ネットで話題になるようなネタほとんどすべてについて、フェミニスト推奨男子はこう発言すればよい、みたいなのがわかる便利本。フェミニスト指導のもとに反省しつづける男子、みたいになってて苦しそうだ。

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2023年07月17日

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