あらすじ
「食」に関する様々な現象を読み解くと、人々の心理的変化が見えてくる。ハイボールはなぜ大ヒットしたのか。「食べるラー油」を生み出した、「ずらし」の発想とは何か。飲み放題で店が儲かる仕組みとは――飲食業界のコンサルタントとして活躍する著者によるクリアーな分析から次々浮かび上がるのは、あらゆるビジネスに通じるロジックと発想法である。おいしくておもしろい、舌と脳に爽快な刺激を与える一冊。
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Posted by ブクログ
・居酒屋アルバイトの注意の仕方だが、
言葉遣いを重点的に注意することで
他の言動がよくなる。 なるへそ
・焼酎系の方がビールより儲かるのね....
Posted by ブクログ
「食を通じて時代の心理的変化を見る」というテーマのもと、こまごまとしたトピックスが展開される。
店舗にもドラマチックさ(ストーリー)を求められる。※AKBなどと同様に。
共感>ウンチク。
限定することにより拡大するものもある。※モーニングショット、ビルズ。
ニッチ(マニアック)によるキャラクターの打ち出し。北海道、沖縄、京都は名産品がギュッと訴えてくる。千葉はたくさん名産品はあるが拡散してぼやけている。
ゼロから作らない。既存のものを組み合わせたり、軸をずらしたり。軸とは時間や人間や相性など。
以下、心構え。
(1)飲食店では家庭にはないものをつくる。食材(ネットにより家庭で楽しめる食材の流通の幅は広がった)、調理法(炭火焼や秘伝のタレなど)、技術。昔と逆を張ってさといもの煮転がしなど。
(2)サードプレイスとしての役割。飲食店はその街の試算でなければならない。