【感想・ネタバレ】最果てに惑う(3)のレビュー

あらすじ

「ずっと一緒にいられるよね?」
突如現れた椎花の兄・西見柊介と菫の企てにより、
妹・由里の未来を奪った事件の真相を知った和久一馬。
隠されていた衝撃の事実に、椎花に対する想いは大きく揺れ動く。
そんな中、思惑と偶然が重なり、椎花の身に危険が迫る…。
7年前の因縁が再び立ちはだかり、新たな真実を突きつける。
彼らが選ぶ道の先、”最果て”にあるものとは——。
殺人犯×被害者の娘の数奇な運命を描くヒューマン・サスペンス、ここに完結。

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Posted by ブクログ

録音されていた由里ちゃんの言葉で立ち直る展開はドラマ的かもしれないが、あの場で優しい言葉をかけられる人間が安易に自殺を選ぶとは思えない。単純に自分の想像力が足りないだけなのかもしれないけど、由里ちゃんの心理状態で自殺に至るまでのストーリーが思い描けなかった。死者の願いを都合よく解釈して、自分の罪悪感に折り合いをつけているようにしか見えない。

ついでに言えば、菫と柊介の繋がりもよく分からないし、柊介を突き放した母親がお見舞いに来る理由もピンと来なかった。風呂敷の広げ方が良かっただけに終盤の駆け足気味な展開には、モヤモヤが残る。

何にせよ、作中で最も邪悪なのは塾講師(椎花ちゃんの父親)であることに変わりはないね。奴さえいなければ、これほどまでの不幸が振りまかれることはなかった。

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2026年08月31日

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