【感想・ネタバレ】こちら横浜ポートシティ不動産のレビュー

あらすじ

勤め先の倒産で、横浜市中区にある横浜ポートシティ不動産に勤めはじめた浜野マリ。けれど勤め先の社長は一見なにも仕事をしていないようで、夕方から車内でお酒をのみはじめるという変わった人物。1週間くらい会社に顔を出さない期間もしばしばだ。しかしそんな社長のもとにさまざまな人々が訪れ、社長と話をしたあとは笑顔になって帰っていくのを、マリは不思議に思っていた。
そんなある日、ポートシティ不動産に弱々しげなひとりの老婦人が訪れる。彼女は2か月前に急逝した地元の大地主永田金蔵の妻、永田君子で「資産家だった夫が急逝したことで相続争いが起こっているので、助けてほしい」と言う。横井とマリはクセ者ぞろいの相続人たちに話を聞きながら、金蔵の遺した資産の全容に迫っていくが、しだいに金蔵の知られざる一面が明かされることになる――。「相続」「不動産」をテーマとして横浜市を舞台に繰り広げられるミステリ・エンターテインメント小説!

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Posted by ブクログ

ミステリぽい感じの、不動産相続お悩み解決小説だった。マリが主張強いけど、コミカルでサラッと読めて面白かった。
円満で終わる相続ならいいけど、なかなかこんなに気持ち良くはいかないんだろうなと思いつつ。

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2024年12月26日

Posted by ブクログ

不動産は人が住むただの箱や所有権の問題じゃないんですね。
快適に過ごしたり死後困ったりしないためのものなに争ったり。

0
2024年02月29日

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