【感想・ネタバレ】予言された悪役令嬢は小鳥と謳う ~未来を知る専属執事に「君を救う」と言われました~のレビュー

あらすじ

「一年後、あなたは婚約破棄されます」 公爵令嬢アスタリスクはある日突然、平民の男ギャレットから婚約破棄を予言される。最初は信じないアスタリスク。だが、ギャレットの予言通り、婚約者の第二王子フラットと男爵令嬢フィーネが親密になっていくことに驚き、信じることを決めた。バッドエンドを回避するべく会うようになる二人。気がつけば、ギャレットはアスタリスクの「専属執事」と呼ばれるように。そして、迎えた婚約破棄の日。二人は万全の準備で「いべんと」に挑むが、果たして……? 「悪役令嬢」×「専属執事」身分違いの恋の行方はいかに!?

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前世の記憶があったのは悪役令嬢のヒロインではなく大商人の長男のヒーロー。早い段階でこのヒーローが第一王子であることがひょこひょこ出てきます。それにしても、婚約者の第二王子と物語のヒロイン役の子にざまぁしたのが話の半ば。それからダラダラと貴族のヒロインは平民(と思っている)ヒーローに自分の気持ちは伝えられない、弟は全てを知っているので早く伝えろと言い、同じことの繰り返しで最後まで引っ張られ、疲れました。

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2023年06月08日

Posted by ブクログ

 短編で良かったかな……?
 原作短編を長編にして書籍化した本作。
 メイン登場人物と流れは基本的に変えず、大幅加筆という形で出版された。
 ただ、残念ながら、かなりの加筆を行っているため、その弊害か、物語の軸がブレている感は否めない。
 じれじれとした恋愛模様が一応のメインであるためか、ざまぁ部分も至極あっさりしており、乙女ゲームヒロインが、前半にちょろっとしか出てこないのもそうだ。
 さらに言えば、乙女ゲームヒロインもキャラクターがブレている。キャラを作っていることを描きたかったのかもしれないが。
 最近は良質な悪役令嬢系の乙女ゲームヒロインたちを読んできたせいか、いまいちヒールにもなれない残念なキャラクターだった。
 またライバルヒーローも特に活躍の場面が無く、何のためにいるのか分からず、役割がないのは小説の人物としては致命的だろう。

 結果、微妙に高い買い物だったな、と残念な印象を受けた。

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2023年06月05日

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