【感想・ネタバレ】山よ奔(はし)れのレビュー

あらすじ

慶応元年、博多。山笠の祭に命を懸ける「のぼせもん」たちがその準備にある中、黒田藩では保守派と、尊王攘夷派の筑前勤王党との対立が強まり、企てが進行していた。祭の英雄の九蔵と筑前勤王党の月形洗蔵は互いを友と慕いつつ、考え方の違いから対立する。そして一人の志士の謎の死から事態が動く。国のため、山笠のため、熱き者たちが激動の時代を駆け抜ける!

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Posted by ブクログ

時は幕末、所は博多、主題は山笠の物語。
福岡が舞台の時代物って初めて読みました。それだけでも、福岡在住の私にとっては価値ある作品。作者が福岡県の久留米市出身だからでしょうねぇ。NARUTOのノベライズ等手掛けた方らしく、文体が良い意味でライトで読みやすかったです。
作中に自身が慣れ親しんだ地名がでてくることがとても新鮮でおもしろく。ということは、京都や東京に住んでる時代物好きな方々の楽しさは格別だろうなぁと羨ましくなりました。もっと福岡舞台の時代物増えたら良いなぁ!

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2025年02月15日

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