あらすじ
聞き方で、人生も人間関係もうまくいく!
人と話すことが苦手な人も、
気を遣いすぎて疲れがちな人も、
聞き方のちょっとしたコツで、ムリせず心地よい人間関係をつくることができます。
じつは、「聞き方」は、「話し方」よりも重要です。
どんな相槌を打つのか、どんな質問をするのかで、話の広がりも深まりもまったく変わってくるからです。
会話が弾むかどうかも、自分の欲しい情報を得られるかどうかも、聞き方次第なのです。
「会話がなかなか続かない……」
「つい、余計な一言を言って失敗してしまう……」
「人と話すときに緊張してしまう……」
そんな心配や失敗の経験を持っている人ほど、聞き上手になれます。
「あの人、なんか感じいいよね」と言われる人は聞き上手な人です。
相手を見て、その人に関心を持ち、良いところを見つければ、自然と笑顔になることができます。
だから、あなたが疲れ果てることもありません
「聞く力」が身につけば、
多くの人から様々な知識・経験・感情を聞くうちに、視野が広くなり理解が深まり、
人や出来事から気づきを得ることができます。
多くの人の話が聞けるということは、他者を受け入れる自分の器が広がったということです。
本書では、マインドフルネス、NLP心理学、コーチング、カウンセリングなどを学んだ著者だからこそ書ける、
ムリせず良い人間関係を築くコミュニケーションのコツを100項目でまとめています。
傾聴力は、意識すれば誰でも身につけることができます。
聞く力を手に入れたあなたの人生がどれほど素晴らしいか、試してみませんか?
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Posted by ブクログ
最近この手の格付け本がよく出版されているので、読んでみましたが、比較できるのはとても良いですね。 1流に近づく行動を意識してみましょう。 忘れてしまいそうなので、再読も必要かな。
Posted by ブクログ
三流、二流、一流の順で
ひとつひとつポイントが分かりやすい◎
1.聞くと話し上手になる理由
一流は、
・共感サインを送りながら聞く
・心を使って聞く
・トークよりも聞くことを大事にする
・まずは相手の話に興味を持って聞く
・第二ポジションで聞く
(相手の気持ちに寄り添った、相手が主語)
・第三ポジションも使いこなす
(俯瞰で見る)
2.チャンスをつかむリアクション
一流は、
・常に後出しをする
・芸人並みのリアクションをする
・ハ行を使いこなす
・正しい相づち言葉を選ぶ
(なるほど→承知しました、仰る通り
確かに→間違い無いですね)
・質問で相手を饒舌にさせる
→どんな?どういう?どうしたら?
・話題転換法を使って自分の意見を伝える
→ところで、そういえば
・ピンポイントのアドバイスをする為に聞く
・話して放して離す事の大事さを知っている
(悩み)
・沈黙を人生を深めるチャンスと捉える
・本気の決断を促すために沈黙を使いこなす
・反対意見を歓迎する
・文章でも対面と同じように聞く
3.相手の心を開く技術
一流は、
・相手の話を面白がって聞く技術が高い
・共通点からつながりを生み出す
・3つのペーシングを使いこなす
・単語一つでオウム返しする
・オウム返しして待つ
・一瞬で相手と同じ声を使う
・姿勢のペーシングで心の波長を合わせる
・ミラリーリングで心をつかむ
・アゴのペーシングで呼吸を一致させる
・視線の高さを合わせる
・相手の名前を何度も呼んで心をつかむ
・相手が何を原動力としているのか見極める
(目的志向型/問題回避型)
4.好かれる人の極意
一流は、
・相手:自分=7:3で会話する
・悩みを解決しなくてもいい事を知っている
・本気で共感することで愚痴を終わらせる
・価値観やアイデンティティを褒める
・自然にほめ返しをする
・話を打ち切って、周りに話題を振る
(ファシリテーターとなる)
・共感だけをする
(相手の感情を心から理解することは
できないことを知っておく)
5.面倒ごとへの対処法
一流は、
・不満と希望を明確に聞く
(クレーム→謝るだけ✖️)
・アサーティブスキルを駆使する
・アイメッセージ+質問型で頼む
6.聞き上手の心構え
一流は、
・事実と解釈を区別して聞く
・性格を変えることができる
→禁止令を理解、未完了を聞くことで
悩みを解決
・シャドウを認識し、
相手の長所を見つけ出す
・相手の一次感情を考える
→怒りの裏には悲しみ?寂しさ?恐怖?
・根底のメッセージを掘り当てる
・叱らずにどんな意図があるのか聞く
・課題の分離をする
自分と相手の課題を混ぜない
・自分史年表で人生の密度を高める
→本当の自分に戻る為に不可欠
・親の人生を聞く
Posted by ブクログ
相手がたくさん話してくれるためにはどう聴いたらいいかな。
仕事とリンクするところが多かったので、知っていることできていることも多かった。
できていると確認ができたのと同時に、気をつけなきゃと思うこともあった。
Posted by ブクログ
とりあえず聞く!自分の話は二の次!
相手に合わせる(ミラーリング的な)
みたいな感じ
どの内容も4Pで完結してる
2巡目なら
最初のタイトルと最後の一流を読めばいいから
読みやすいかな
最後の一流がわかりにくかったらちゃんと内容読む感じ
Posted by ブクログ
「聞き方」というかコミュニケーション全般の話ですが、対人関係を円滑に進めるにはとにもかくにも「聞く」のが一番。というのは本書でも口をすっぱくして言っています。
コミュニケーションの三流、二流の振る舞いを失敗例として見出しに掲げていますが、無理くりつけた違和感のある見出しも。まぁ仕方がない
「ペーシング」という相手のペースに合わせて親近感を抱かせるテクニックについて紹介されていました。「ミラーリング」などが有名ですが、「服装」を相手に合わせるのもペーシングのひとつというのは学びでした。
あとはポジションの話。
相手の話を聞いているとき、自分に意識を向けている状態を「第一ポジション」→自分を主語にしているので話の腰を折ったり会話泥棒にもなりうる
相手に意識を向けて聞いている状態を「第二ポジション」→相手の気持ちに寄り添った聞き方
自分と相手だけでなくそこに関わる関係者や環境にも焦点を当てた状態を「第三ポジション」→自分の感情を消化しつつ相手に次の行動を促すことができる聞き方。