【感想・ネタバレ】妖怪学とは何か 井上円了精選のレビュー

あらすじ

妖怪博士の妖怪退治!!
「コックリ」「天狗」「狐憑き」から、「妖怪屋敷」「西瓜(スイカ)の幽霊」「経を誦(よ)む古木」まで、全国の妖怪事象を蒐集しつつ、御一新の世になお蔓延る迷信を一網打尽にせんとした奇特な哲学者を突き動かしたものとは一体何だったのか?
「妖怪学講義録」「おばけの正体」など、妖怪学の創始者・井上円了の精華をオリジナルに厳選した、決定版アンソロジー。

[目次]
編者序文
妖怪談
妖怪学講義録
『妖怪学雑誌』論説
(真怪論/妖怪学と諸学との関係/忘憂術/論怪)
おばけの正体
補遺
(妖怪学講義細目/妖怪学講義参考書目/井上円了調査地一覧)

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Posted by ブクログ

円了初心者なので菊地章太の解説が有難い。円了って東大入学の10年前に得度してたんだ。枯れ尾花を束ねた「おばけの正体」はなかなか面白い。妖怪学とキリスト教、仏教の関係性にもわりと触れていて読み応えあった。

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2025年05月04日

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