【感想・ネタバレ】ぼくのミステリ・マップ 推理評論・エッセイ集成のレビュー

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Posted by ブクログ

 詩人として名高い田村隆一は、戦後間もない時期に早川書房編集長であり、クリスティーなどの海外ミステリの翻訳家でもあった。
 そんな田村のミステリに関する評論、作家紹介、本の解説等をまとめたもの。
 今となってはミステリに関する考え方として常識になっていることも多いが、ミステリと詩の関係を語っているところや、ユーモアが大事と強調しているところなどは成程と思った。

 編集長時代のことはあまり覚えていないと田村は言っているが、その辺り、当時部下だった生島治郎の『浪漫疾風録』が一面を覗かせてくれる。

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2023年02月26日

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