あらすじ
厳しくすべきか見守るべきか、親がリードすべきか、子どものペースに合わせるべきか――。成長にともない変化していく子育てのお悩みを発達心理学、行動遺伝学、進化心理学という3つの視点で解決! 非認知能力、自己肯定感、自己効力感、子どものHSP、教育虐待、性教育、中学受験、反抗、思春期危機、レジリエンス、いじめ、不登校……etc. 子育ての気になる課題と対処がマンガでよくわかる! マンガ・イラスト/松尾達
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Posted by ブクログ
子育ての正解のない対応を、年齢層別に、臨床心理士と精神科医の視点から評価していてくれている。良い対応も、悪対応もこういう方法もあるのかと発見がある。私は捻くれた子供だったので、親の説教を、ただ本に書いてることを「言ってる」だけと思っていた。バランスが大切なのかもしれない。
Posted by ブクログ
子供の年代別で関わり方が記載されていて読みやすい。また、人間の遺伝子的になぜ反抗期やいじめがあるのか、友達作りや恋愛がいかに大切か、中学受験は子供が望まないのであればあまり意味がないなど、色々と勉強になった
Posted by ブクログ
臨床心理士と精神科医が書いているということもあり、自分との親和性が高く、根拠となるデータから結論に至るまで非常に納得感のある内容だった。
新生児から思春期まで幅広く書かれているので、期が熟したら再読したい。
また、巻末の参考文献も、専門家ならではのコアな論文から、専門家が出版している一般向けの育児書まで多様に掲載されているので、派生してこれから何冊か手に取ってみたい。
●備忘録
「子育ては本能的なものなのでしょうか?
結論から言うと、子育てに限らず、食事やセックスを含めて、人間の行動のほぼ全ては、本能だけでできるものでありません。
もう1つ必要なものがあります。それが、経験です。」
Posted by ブクログ
エビデンスのある子育て方がぎゅっと詰まった一冊。グッドイナフマザーという概念はたくさんの母親を救うだろう。我が家はこれから学童期に入る子どもがいるが、その先に待ち受ける思春期のことを予習する意味でも今のタイミングで読んでよかった。子育ては長い戦いだけど、やるしかない。このような本を読んで伴奏してもらいながらぼちぼちやっていこうと思う。