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Posted by ブクログ
経営学の体系として、
・未来を設計する
現在の立ち位置(誰のための何者になるか)を設計し、さらに将来どうなりたいかを描く
・他人を通してことを成す
組織として成果をあげるための影響システム(適切な権限委譲、コミュニケーションと調整のしくみ作り、インセンティブシステム)と自己刺激のシステム(理念の浸透、リーダーが先頭に立って意志を明確にすることによる組織文化の醸成、ヨコの刺激が生まれやすい職場や仕事の設計)を構築する
・想定外に対処する
コンティンジェンシープランの策定、何を修正すべきかの判断、想定外から得た教訓の体制への組み込み、想定外対処から得たノウハウの蓄積
これらに通奏低音として流れる決断(直感で発想し、論理で検証し、哲学で跳躍する)の重要性。
を提示。
さらに、企業という存在の本質として、
・技術的変換により価値を生み出す存在であること
・カネの結合体であり、かつ、ヒトの結合体であること
・社会に生かされている存在であること
があり、この本質に照らして、適切な技術や情報の蓄積、カネの論理(結果主義)とヒトの論理(プロセスとしてのやりがい)のバランス、社会貢献に対して、未来を設計し他人を動かし想定外に対処して決断していくのが経営者の仕事であるとする。