あらすじ
1991年、京都大学と中国の合同登山隊が、中国のチベット自治区と雲南省との境にそびえる梅里雪山(メイリーシュエシャン)6740mの初登頂を目指した。 しかし、17人の隊員全員が死亡するという登山史上最悪の遭難となってしまう。 日本の登山史上最悪の海外遭難をあらためて振りかえると共に、この遭難を通して見た梅里雪山、そしてその山を聖山と敬う山麓に住む人々の写真と文章で描きます。 これまでの、そして、これからの海外遠征登山のあり方を考えさせられるエポックな1冊。 2006年刊行のロングセラー書籍の文庫版を電子化しました。
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Posted by ブクログ
京都大学と中国の合同チームで挑んだ梅里雪山で全員が死亡する遭難があった。同級生を失った筆者が遺骨収集で現地に通ううちに現地のチベット民族と共に生活して聖なる山の意味を理解して、登らないという決断をする。