【感想・ネタバレ】『縁結び令嬢』がモテ王子の婚活を手伝ったら、なぜか口説かれているのですが!?のレビュー

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素晴らしく素敵なお話

作家さん買いでしたが、本当に買ってよかった!と思うお話でした。

呪いで童貞男子の心の声が聞こえてしまうようになったノエルと、虐待で女性がダメになってしまったリュカの心情がみずみずしく描かれていて、ものすごくよかったです。

リュカも心の暴言に言い返して能力がバレるシーンが大変よかった。
いちいち泣きそうになって困りました。
リュカがノエルの親友に恋をしているのも切なくて、ノエルはなんて素敵な女子なのかとしみじみし、なぜこの素敵ぶりがわからんのだ社交界の男はバカなのか?と憤ってしまいました。

また、幕間も私はとっても好きで、ここ以降はずっと切なくて泣きそうになりながら読みました。

あと、ノエルのお兄さんがいい味出しててよかったです。いい人ですねぇ。君に幸あれ。

本当に素敵なお話だったので、何度も読み直したいと思います。

#ハッピー #泣ける #切ない

1
2023年06月27日

e

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おもしろかった

好きな作者さんで何冊か読んでます。今回もとても良かったです。童貞男子なんて碌なこと考えてないのにそれが聞こえるなんて悲惨な呪い。妹ちゃんが無事で良かった。呪いについてあらすじには詳しく書いてなくて読んでびっくり。ヒーローの過去はかわいそう。それでも女性と関われてたのはすごい。ヒロインは良い子すぎる。幸せになれてホントに良かった。

0
2023年09月20日

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呪いと祝福は紙一重。
ヒロインにとってはありがた迷惑なチート能力にこっちはニヤニヤが止まらない。ごめんね、ヒロイン。
ナツ先生の作品は登場人物の心の移ろいやストーリー展開はもちろん、台詞回しが秀逸なんですよねぇ。本作も、本音に笑い、涙し、読了後はたっぷり余韻に浸る。
楽しませていただきました。ありがとうございます。

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2023年09月18日

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素敵なお話

作者さん買いですが、オススメです。ヒロインもヒーローも可愛らしい。成人しても意外と清純な男性が多い世界観も良いと思います。

0
2023年06月12日

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やっぱりナツさんのお話は好きだ

リュカがどんどんわんこ系の可愛い男子になっていって、結婚に至る頃には年齢逆転してない?って感じになりました。
好き…
トンデモ設定なのにとても丁寧に心情が書かれていて、読んでてとても楽しかったです。
ノエルが抱えている問題があったからこそ、「相手の気持ちを察してすれ違う」が長引かない関係っていうのも新鮮で……
って、ダメだ!ヒロインの設定がなければ、感想いえないのに、感想を書けばネタバレ一直線なのが!
とにかく面白かったです(いい笑顔)

#笑える #胸キュン #癒やされる

0
2023年06月10日

Posted by ブクログ

ネタバレ

自分に落ち度のないまま、童貞男性の心の声が聞こえてしまう呪いを引き継いでしまったノエル。
解呪には処女を失うしかないという。
……生きにくいにも程がないか、これ。
童貞男性って完全に拗らせてる人たちの内心を聞いてしまうってことではないか。
男性不信になってもいいレベル。
それで処女貰い受けてくれる相手を探すというのが、難易度高い。

と、ギャグのような設定ながら、読んでみると凄く凄く切ない両片思い話だった。
もっとコメディよりな展開を想像していたのに、これは嬉しい想定外。

美形でもてそうな外見ながら、過去のトラウマのせいで女性に触れられることを気持ち悪いとすら思っていたリュカ(童貞)
童貞男性の内心が聞こえてしまうのに、なぜかお人好し精神は捨てられずにいたノエルは、彼らの心の声と未婚女性の気持ちがマッチングしたときを見計らって橋渡しをしていたがために「縁結び令嬢」として評判が立ち、リュカのご縁結びをする羽目に。
リュカには早々に心が読めることがばれてしまったために、互いに本心で話し合うようになる。
お互いが、自分にとって唯一何も取り繕う必要なく話せる相手だった。
惹かれない筈がないのに。

「友人」という関係を壊したくないから、自覚の早かったノエルはずっと彼のために本心を言い合える友人を貫き通した。
本心が顔に出やすいとリュカに言われていたのに。
リュカに至っては、自身の気持ちに離れ離れになってから気付くという。
このすれ違いが切ない。

リュカがまた戻ってきてからは、今度は何故かノエルが心の声を聴けなくなったというのもあり、前とは別の意味ですれ違うことに。
内心は聞こえている筈だから、自分の恋心が伝わっているのにも関わらずスルーされているとリュカは一人で落ち込むし。
いや、聞こえなくなっているんですよ。
でも、解呪は処女を失うこととなっているので、失ってもいないのに聞こえなくなったことを話すと誤解を与えそうで言い出せなかったノエル。
すれ違うは続くよ、どこまでも。

という訳で、TL小説にしては二人の一線越えは最後の最後という。
その分しっかり両片思いを味わえるので、最高でした。
解呪の本当の方法がまた、二人にぴったりだったのもいい。
両想いになってからは、君本当に童貞かいと言わんばかりの溺愛ぶりでしたが、リュカ。
これまで本当に色々苦労した二人なので、幸せいっぱいでいてほしいと思う。
まあ一番幸せな朝の最高値は毎日更新されたとのことなので、余計な心配かもだが。
何にせよ、末永くお幸せに!

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2023年05月20日

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