【感想・ネタバレ】ホーム アウェイのレビュー

あらすじ

都心から離れた郊外で、念願のマイホームを手に入れた鶴川一家。初めは豊かな自然に囲まれ満足していたが、すぐに何かがおかしいことに気づく。ごみの収集がこない。テレビも映らない。バスも通っていない。しかも、住民は何故か老人ばかり。この完全な陸の孤島で、一家は恐怖の陥穽に嵌りこんでいく――。現代の病、人間の闇を描破したサスペンス・ホラー。

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Posted by ブクログ

 ミステリー要素が強いホラー小説。
 都心から離れた郊外の団地でマイホームを購入した一家が嵌まり込んでしまった崩壊の危機。なぜそれは起きてしまったのか。今から約30年近く前の作品であるが、現代でも通じる(起こりうる)人間社会の闇を浮き彫りにしている感が強い。家族なのに家族ではないという感じがひしひしと伝わってくる。同じ家に住んでいる家族なのにお互いのことはほとんど分からない。そして迎える驚愕の事実。
 200ページほどなので一気に読むことができるが、ストーリー性もさることながら重さの残る作品。

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2020年09月24日

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