【感想・ネタバレ】いつか死ぬなら絵を売ってから 6のレビュー

あらすじ

ネカフェ暮らしの清掃員・一希の唯一の趣味は絵を描くこと。ある日、美術を愛する青年・透に絵を買わせてほしいと頼まれる。はじめ、一希は馬鹿にされたのだと憤慨するが、のちに透が本気で自分の描く絵に価値を見出していたことを知る。一希は透と手を組み「価値のある絵」を作り上げることに。トラブルに見舞われたものの一希の絵は無事に売れ、彼にとっての初の展示会は幕を閉じた。その後、一希は絵の勉強のために凪森のアトリエで働くことに。そこで一希は、バイト仲間の雷太から自分の絵を模倣されてしまう。ショックの一希は絵を描くことができなくなるが、なんとか気力を取り戻す。一方、透は昔なじみの凪森から“大事な話”をされるが……!?

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清掃の仕事をしながらネカフェ暮らしをしている霧生一希の趣味は、絵を描くこと。ある日、美術が好きなお金持ちの嵐山透に描いた絵を見られ、絵を買わせてほしいと頼まれる。絵描きとパトロンというタッグを組み、一希の絵を世界へと売り出していく!!

「アート」×「お金」の関係に切り込む、という背表紙の一文に惹かれて手に取りました。
その日を生きることに精一杯な一希と、お金や人脈などあらゆるものを持っている透は真逆の2人です。
境遇や価値観の違いによって衝突することもありますが、お互いの持っていないものを補いあっていて、とても良いタッグなんです!
また、一希と透は窓越しの出会いがきっかけで出会うのですが、一希が一人で考えるシーンや心理描写などのシーンでも窓が登場します。ぜひカフェの窓際に座って行き交う人を眺めながら読みたいなと思いました。
2人の力で一希の絵はいくらになるのか…今後の展開が気になる一作です!

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感情タグBEST3

購入済み

美術館

実在の美術館と展示物が出てくる。そこを訪れに旅行に行きたくなった。自分の行動に影響を与えてくれる作品は貴重だ。

#感動する #エモい #共感する

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2025年05月16日

匿名

ネタバレ 購入済み

揉め事が長く続いたらちょっと嫌だったからこれくらいで収束して良かった。絵画事情を漫画で知れたら嬉しい。最初の頃の方がスピード感と盛り上がりはあったかも。

0
2025年05月14日

Posted by ブクログ

アート×ビジネスをテーマにした、娘が美大を目指す親としても捨ておけない一冊。ギャラリー経営者に教えたら、一気に読んだと言っていた。今度、金沢21世紀美術館に行くので予習にもなった。傷負う主人公の素直さを、最後まで守りたくなる。

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2025年04月20日

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