【感想・ネタバレ】壁際族に花束を (上)のレビュー

あらすじ

大友兼司は平凡な会社の総務第三課課長、妻と16歳になる一人娘奈美との三人家族。一応ちゃんとした仕事もあり、部下もいるのだが、この課へ来るともう出世できないというジンクスみたいなものがあり、社内では「壁際族」と呼ばれている。だが大友はまだ44歳、なんとかここから脱出しようと意欲をもやすのだが……。一方、娘の奈美も父親のためならと、社長の息子に大接近をはかるが……。家族の愛情、不倫、出世欲、恋愛。様々な感情がいきかうなかで「壁際族」に本当に陽のあたる日はくるのか? ユーモア・ミステリー。

...続きを読む
\ レビュー投稿でポイントプレゼント / ※購入済みの作品が対象となります
レビューを書く

感情タグBEST3

このページにはネタバレを含むレビューが表示されています

Posted by ブクログ

ネタバレ

窓際族は明るい。日差しが入るから。
壁際族は暗い。日が入らないから。

壁際族に花束を の壁際族は、明るい人から暗い人まで種類が豊富。
課長も、壁際を脱出したいと思うが,悪いことまではしたいと思わない。

最後まで、犯罪ぎりぎりのところで手を止めている。

娘は本当に明るい。根明とはこういうことなのかと。

0
2011年08月12日

「小説」ランキング