【感想・ネタバレ】衝動買いさせる技術のレビュー

あらすじ

■「ただ買わせる」より「衝動買い」のほうがカンタン!

「差別化、差別化」を追究して商品を作っても売れません。
人間は理性では買い物をしませんから。

あおるだけではもう売れません。
消費者は飽きています。賢いです。

しかし、実は、
モノが溢れる時代だからこそ、売れるチャンスは多くあります。
なぜなら、店が沢山あり、モノも沢山あるからこそ、
「ちょっと違うモノを試してみよう」
と思わせることが可能だからです。

そのためには……、「衝動買い」なのです!

実は、スイーツ売り場にも、ネットショッピングにも、
人間の「衝動買いスイッチ」を押す仕組みが隠されているのです。

ヒントは、共感・快感・期待感……。
これらをどう演出するか?

それによって、一瞬で「衝動買い」が作られるのです。

■人間の「衝動買い」の脳のメカニズムを解明!

著者の松本朋子氏は、
「レシート公開レポート」というオリジナル調査を実施し
人間の「衝動買い」の瞬間を調査してきました。

その数は、8年間、約10000枚以上にも及びます!

アンケート調査などといった机上の空論ではありません。
実際に「買った!」という真実の瞬間を見てきたのです。

本書で学べるメソッドは、
商品企画・マーケッター・販促・営業・
プレゼン・広告・コピーライター・中小企業経営者…
といった方々に有益です!

※本作品は2006年に刊行された『あっ、買っちゃった。』
(弊社刊)を改題、加筆、再編集いたしました。

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感情タグBEST3

Posted by ブクログ

 レジシートを長年にわたって分析し、女性の買い物の内容やパターンの最大公約数を見出したという内容。
 
 教えてくれることはマーケティングの現場では、けっして目新しいわけものではないが、900円の新書を買うだけでここまで親切にかつロジカルに教えてくれるなら、絶対お買い得という1冊だ。セミナーなら2万円くらいしても不思議ない内容だ。

 小売、サービス業に限らず、BtoBでも女性の担当者を相手にするビジネスの方には参考になります。

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2011年12月14日

Posted by ブクログ

衝動買いについて分析し、モノが溢れている中でどうやって商品を手に取ってもらうかを研究した一冊。

主婦の買い物のレシートを調査するという方法で、いつ、どこで、何を、何と一緒に買っているかを見て、消費動向を紐解いていきます。

不景気だからといいつつ、けっこう衝動買いってされてるものだから、この本で例として説明されるスイーツみたいに、幸福のイメージをどう植え付けるかが商品を売る上では確かに大事ですね。

この本は主に女性の衝動買いについて分析しているけど、ただ目立つとかただ他と差別化とかじゃなくて、衝動買いしてもらうためにどう商品を作ってどう売るか、それはターゲット問わずしっかり煮詰めないといけないポイント。

パッケージ作りやキャッチコピーを書くのに、参考になる本だと思いました。

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2012年01月22日

Posted by ブクログ

女性が衝動買いする理由とか、
どういうものを「ほしい」と思うのかが、
定性的にではあるが述べられていた。
著者が女性であり、自身の経験を元にしているのと
それをもとにマーケティングの会社を興して
実績を残している分、説得力はあった。

すべてを鵜呑みするのはよくはないが、
男性が、女性の購買行動や視点をざっくりとつかむのには
いい本なのではないだろうか。

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2012年06月02日

Posted by ブクログ

ネタバレ

まず、帯の百貨店の1階はスイーツ売り場なのかという疑問に、そうえばそうだな。なんでだろうっと思いながら読みました。確かに、手軽にCH:カスタマーハピネスを感じれるなと思います。
女脳と男脳のところの分析は面白かった。自分自身買ってしまったと思うものが多いし。私の仕事とこの本を照らし合わせるとPOPが大切だとは改めて思いました。

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2011年12月01日

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