【感想・ネタバレ】あなたの会社は部長がつぶす!のレビュー

あらすじ

■「今すぐ会社の売上を上げたい」、「今すぐ社内の雰囲気をよくしたい」

こういった悩みを持ったとき、
多くの人は、広告、マーケティング、営業、採用、企画・開発、財務、
などといったことを変えようしてしまいます。

でもこれは間違いなのです

なぜなら、どんなに良い方法を取り上げたところで、
会社(社員)にそれを活かすだけの土壌がなければ何もかもうまくいかないからです。

どんなに良い種を植えても、土がしっかりとしていなかれば何も育たないのと同じです。

■「会社をつぶすのも、うまくいかせるのも部長(経営幹部)にかかっている」
私は現在、長年の社長としての経験を活かして、中小企業を中心にコンサルティングをしています。

私が当たり前のことのようにやってきた「組織作り」の方法を教えているのですが、驚くほどの効果が上がっています。

「驚くほど売上が上がった!」
「社員や部下のモチベーションを上がった!」
などといった報告をしてくれます。

私は長年にわたって社長をやってきました。
ヘッドハンティングされて社長に就任し「短期間に会社の業績を急回復させる」のが私の仕事です。

ヘッドハンティングされてから社長になるので、
「会社のことは何もわからない」「業界のことは何もわからない」という状態です。

にもかかわらず、「短期間に業績を急回復させる」ことができたのは、
「組織作り」とくに「経営幹部(部長や課長)の改革」に注力したからです。

社長は一人では何もできません。

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Posted by ブクログ

「企業はヒトなり」であるとしたら多くの企業の再生もありえない。社員の多くをを入れ替えることなど出来ないからだ。しかし、実際に経営者や幹部が変わることで再生する場合がある。それは組織や戦略を整備することでパフォーマンスが変わるからだと筆者は説く。
内容は筆者が実際に経験したことに基づいた中堅・中小企業で使える実践的な書籍だ。ドラスティックな変更をするところは簡単には出来ないが、考え方として経営者は一読したほうが良いと思う。

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2011年07月08日

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