【感想・ネタバレ】禍のレビュー

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Posted by ブクログ

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禍々しいの禍と書いて「わざわい」と読むのだそうだが、まさにそういったタイプの短編ばかり、こじらせた夢野久作、江戸川乱歩、無限紳士怪奇篇って感じ。

大っ嫌いなタイプの気色悪い性癖系ホラー短編集。なのにムッサおもろかった。グロテスクなことを書いているのに倒錯していく展開に納得している自分、実はそこが一番怖いのかも。

個人的には太った女の人に惹かれていく話が一番好き(これ普通にポルノ映画にできると思う。Xビデオとかでかなり人気の動画になるはず)だが、それ以外のどの作品にも捨て作品なし。全て平等に堂々と力強く倒錯しています。

正しい異常性癖とはこういう世界を指すのだと…知らんけど、ほんまはまってもうても知らんけど。

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2023年12月30日

Posted by ブクログ

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YouTubeで紹介されていたので興味を持ち読んでみました。表紙にぞっとしていましたが、身体にまつわる不思議なお話という印象でした。

印象的だったのは、『柔らかなところへ帰る』でした。ちょっとしたきっかけで人の思考は変わってしまうのではないかと思わせる文章で身体の表現も柔らかで文章が上手だとこういった表現になるのかと驚きでした。

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2024年03月22日

Posted by ブクログ

ネタバレ

すごい本だった。正直どの話も気持ち悪いし好きではない(むしろ嫌い)なのだけど,読み終えてみるとそこまで嫌ではなく。何より,こんな変態なことを考えていますと世に表明できることがすごいと思う。

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2024年01月30日

Posted by ブクログ

ネタバレ

変わった話の短編集。体の一部をテーマにした話。
どの話も読み出すと面白いが読み、慣れるまで時間がかかった。

・食書 ★★★★
この話が気になってこの本を読むことに決めた。
本のページを食べるとその本の世界に行ける話。
ちょっと楽しそうで、どんな本の世界に行きたいかなーと思いながら読んだ。


・耳もぐり ★★★
耳にもぐる人の話。
なんだかユニークな話が続く。
耳もぐりも楽しそうで、私もやりたいと思った。


・喪色記 ★★★
社畜の話かと思ったらファンタジー?みたいな話だった。
目から女の人が出てくるところから楽しくなった。
それ以前はなんか読みにくかった。


・柔らかなところへ帰る ★★★
欲望に溺れる男の話って感じだった。
この男は最後いったいどーなったんやろ?!


・農場 ★★★★
SFのような変わった話だった。元は輝生が農場から逃げ出すのではないかと思ったが、そんな事はなく死ぬまでそこで暮らしていた。
ハナバエが何か気になるし、どーなるか気になって面白かった。


・髪禍 ★★★
ホラーのような話やった。
カルト教団の式に参加してそこで化け物のような神のお化け的なものに襲われると言う話。
髪の毛を食べたり、髪の毛で作った服を着たりとかなりキモかった。


・裸婦と裸夫 ★★★
世紀末的な話だった。最初はなんだか面白くて、すらすら読めたが最後は世界が終わって、新しい世界になるっていうのがなんだかいまいちだった。

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2024年01月22日

Posted by ブクログ

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「食書」★★★
「耳もぐり」★★★★
「喪色記」★★
「柔らかなところへ帰る」★★★★
「農場」★★★
「髪禍」★★★
「裸婦と裸夫」★★★

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2023年12月19日

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