【感想・ネタバレ】「低学歴国」ニッポンのレビュー

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Posted by ブクログ

よく耳にする話題ですが、日本の最高学府である
東京大学も、世界のランクでは30〜40番目にな
ってしまうらしいです。

元々世界ランクなんて意識せずに過ごしてきた人
からすれば、「それがどうしたの?」という気持
ちであると思います。

しかしここで論じられるのは、国内トップである
東大へ送り込もうとする教育制度です。

明治時代からほぼ変わっていない日本の教育制度
は典型的岩盤規制で固められいて、関係者は既得
権益に守られているのが実情です。

コロナ禍で少しだけ議論になった「9月入学制度」
でさえも今や誰も話題にすらしていないです。

大量生産、大量消費時代には大いに効果を発揮し
ていた現行の教育制度は曲がり角に来ていると言
っていいでしょう。

教育にも多様性が求められる時代なのだと痛感さ
せられる一冊です。

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2024年04月28日

Posted by ブクログ

人口増・高度成長期に設計された教育が、少子化・低成長のいま、制度疲労が著しい。とてもタイムリーな特集だった。

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2023年10月22日

Posted by ブクログ

小中学から準備して親が高収入でないと入れない大学。そして、入学も卒業も簡単な大学。
そんなところで4年学ぶ気になりますかね?

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2023年08月27日

Posted by ブクログ

最近読んだ他の本と合わせて、本当に日本の学校はオワコンだなと。
かといって国が変えてくれるのを待つのではなく、現場レベルで変えられるところから変えていかないとと思います。

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2023年05月15日

Posted by ブクログ

テレビ東京で朝放送している「モーニングサテライト」(モーサテ)で、中国の話題を取り上げていた。




現在の中国は買い手市場で、企業側が学生に求める要求も上がっている。





企業の中には「博士」あるいは「修士」限定の募集をしている所もある。




日本はどうかというと、学部卒の方が院卒よりも好まれる。




少子高齢化が問題になっているが、教育も様々な問題を抱えていて、放置していると日本が「オワコン化」する可能性がある。




教育制度自体、時代に合わないのに文部科学省、学校で変化を好まない人たちがいるので変わらない。




優秀な人材はいても、理系だと医学部に流れてしまう。




偏差値が高いから医学部で入り、実際に医者になると不適合な方が出現している。




血を見るのがイヤ、メスを入れられないと笑うに笑えない事例があるそうだ。




読み進めていくと、日本の教育が抱えている問題が大きくてため息がハーと何度も出た。




日本は人が「資源」なのだから、教育をガラッと変えていかないと、将来ムンクの叫びのようなことになる。

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2023年05月11日

Posted by ブクログ

前半には、これまでの日本の教育課程の流れから飛び出た、新たな試みについて書かれており、読んでいて元気になった。試行錯誤の部分は当然ありつつも、失敗も見越しつつ、新たな試みはなされるべきだと思う。一方で読み進めるにつれて、現状についての記述が増え、だんだん気が重くなっていった。低学歴化という視点で語られていうけれど、教育の世界だけではない日本の現状ということなのだろう。俺自身、アラフィフとなり、もはや若い世代とはいえない。むしろ言いようのない閉そく感を感じることも多くなり、今の自分に何ができるのか、なかなか悩ましいところ。

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2024年02月25日

Posted by ブクログ

多様性に対応できてない公立校の体制 院卒を受け入れづらい日本社会など 問題点が列挙されてよかった。最後学校崩壊の章は 院卒の活躍の場の話から遠のき 少しちらかった印象。まあいいけど。
学力に関する多様性の話は 下位 上位 発達凸凹と3つ位に分けたらよいかな。
坊主がこのあたりの論文書くようで 資料の出典先調べる参考になりそう(よこしま)

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2024年02月17日

Posted by ブクログ

新聞の連載をまとめたもの。
学校の問題がさまざまな視点から語られている。
これに対して、文教族の議員や文科省の対応などが書かれていれば、よかったが、そのような記述がなかったのが残念。

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2023年08月02日

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