あらすじ
大学で古事記を研究する森田つぐみは、ある日、謎の組織に拉致されそうに成り、雑誌記者の犬飼大志郎に助けられる。おまけに見に覚えのない同級生殺しの容疑者として警察からも追われるはめに。なぜつぐみが狙われるのか。二人は逃走を続けながら、その理由を探る。そしてつぐみが、古事記に関するある謎を握っていることを知る。神武天皇と草薙の剣の重大な秘密に迫る、鯨流古代史ミステリー!
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Posted by ブクログ
冒頭まだ人物描写がほぼない段階のつぐみさん大ピンチ。「そこ」までならギリギリセーフなのか。どうにも名字が読みにくい人が多くて困りました。人物表があったら確認できただろうに。とりあえず音を充てずに字の形だけで読み進める。それにしても驚きの展開と、さらに、驚きの結末は楽しめました。
Posted by ブクログ
なぜ神武天皇は東征をしたのか。
神武天皇を始め初期の天皇は架空の存在だと言われている。しかし、そこには元になった出来事があると。根幹となる部分はかなりのネタバレになってしまうのでここで書くわけには行きませんが、そんなとんでも説があったとは驚き。調べてみると、実際にそういう都市伝説的なことが言われているんですね。もしそうだったら熱い・・・都市伝説ファンとしてもこの本は楽しく読めます。
ただ女子大生つぐみを巡る事件は正直「コレ、いる?」という形。ひらめきについても唐突感あります。ハラハラドキドキ感はそこまでいらなかった気がします。