あらすじ
「女の子って、なんですぐ『好き』とか思わせぶりなこと言うんだ?」友達もでき、女の子たちとも仲良くなり、男としてのランクもついに「中の上」になった瀬木成道。だが、しょせん美しき青きDT。「友達」と「恋人」の違いが分からず、勘違いしては落ち込む日々。そんな中、ランクUPチャンスでもあるイベント、文化祭が始まった!憧れの美少女・瑞本絽美と文化祭を回る約束をして浮かれる成道に、またもや悪魔の罠が牙をむく!「ねえ、貴方の関係代名詞を、早く私の節に挿入して…」――ん?これって罠?罠なの?かくして「中の下!」史上、最高のお楽しみタイムが幕を開ける。
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Posted by ブクログ
非常によかったです。
主人公の『昔のナルシスト全開な自分とは違う!』っていう
自戒がいい加減しつこい気がすると思ってましたが
(だからって真人間になったという訳でもないので)、
それを終盤のハーレム状態故の混乱に繋げる辺りは上手いと思いました。
その終盤について、絽美の心情を慮るとこれは辛いよね。
妹尾もいい娘なだけに心が痛むけど、
☆ランクだろうからってだけで好きになった訳でもないでしょうし
個人的には当初の目標どおり絽美とくっついてほしいなと思ってます。
そしたら妹尾は僕がもらっていきますので^^
・追記
しまった大事なとこ触れるの忘れてた!
関係代名詞爆笑しましたwセンスすごいと思います
Posted by ブクログ
2巻と3巻を続けて読んだので感想はここにまとめて書こうと思う。主人公の瀬木成道は基本ダメな奴なので、根拠ない自信から来る行動でイラッとさせるシーンがある割に、読後に不快感が残らないのは作者の演出がうまいせいだろうか。いやまぁ、なんでこんなにもてるのかという疑問(ねたみ?w)は残るわけだがw。学園長のじじいの理不尽な妨害とかあっても必要以上に恨むようなこともせず、とりあえず前向きに行動しているのはプラス印象になってる気がする。3巻の終わりでは大接近していたヴィーナスが成道と距離を置く宣言が出るなどモテすぎ状態にもメスが入りw、ランクどおりの展開に。