【感想・ネタバレ】神さまのいうとおりのレビュー

あらすじ

「会社を辞めて農業をしたい」。父親が突然宣言し、高校生の友梨は曾祖母の暮らす田舎に引っ越すはめに。主夫となった父親や同級生との関係に悩む友梨に曾祖母が教えてくれたのは、絡まってしまった糸をほどくおまじないだった。最初は、疑心暗鬼な友梨だったが......。代々伝わる暮らしの知恵、忘れかけていた大切なことを思い出させてくれる物語。

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Posted by ブクログ

ネタバレ

じじばばっ子で、迷信をよく聞かされた私にはなんだか懐かしい感じがして、すごく合う本でした。
でも、もしかしたら読む人によっては、つまらないと感じるかもしれません。

ひいばあちゃんが教えてくれる迷信は「困った時のおまじない」。
おまじないだから、効いても効かなくてもいい。
ただ、そこには願いが込められていて、大切な人を災いから守るためのものも多い。
意味がわからなくても、聞いたことがある。
そうやって、口伝えで残っていく迷信は、今では少ないかもしれない。
でも、意味を知ると、大切な人を守りたくてやってみたくなる。
私は子どもの服に、刺繍がしたくなりました。笑

ほんわかほっこりして、今年の読書始めの本に選んでよかったです。

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2025年01月11日

Posted by ブクログ

ネタバレ

「会社を辞めて農業をしたい」
父親が突然宣言し、曾祖母の暮らす田舎に引っ越して住むことになった友梨。主夫となった父親や同級生との関係に悩む友梨に曾祖母が教えてくれたのは、絡まった糸をほどくおまじない。

代々伝わる昔からの言い伝えやおまじない・風習が物語に出てきます。
そんな言い伝えやおまじない・風習には「神さま」がいて、「神さまのいうとおり」にすると良いことがあったり、気持ちが楽になったりすることがあります。

この本の紹介文にもあるように、忘れかけていた大切なことを思い出させてくれる優しく不思議な物語です。

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2024年05月06日

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