あらすじ
若き末裔が明かす「皇族論」、電子版で登場
曾祖母は明治天皇の第六皇女昌子内親王。祖父はスポーツの宮様として知られた竹田恒徳。祖母は三条実美の孫娘。
著者は、明治天皇の玄孫として、旧皇族・竹田家に生まれた。本書は、自らの生い立ちに始まり、祖父から教えられたこと、さらには、皇室が2000年以上の長きにわたって存続してきた理由についての歴史を繙き、天皇家の血のスペアとして宮家が果たしてきた役割を浮き彫りにする。その上で、現在も引き続き話題を集める皇位継承問題について、「男系維持」を強く主張する。旧皇族家出身の立場を充分に自覚し、その覚悟のほども吐露する。
’05年発表の話題の書、文庫版を電子化!
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Posted by ブクログ
元皇族の竹田氏が天皇の概要から、戦中、戦後に付いて事細かく書いている。良くニュースで出ている女性宮家だったり、女系宮家の違いや何故男系男子が天皇であるかが賛成かどうかは別として分かると思う。また、太平洋戦争時に皇族が裏でどの様な動きをしていたかや、戦後離脱し、民間人となってからの苦労が分かると思う。皇族一つとっても当然ながら様々な性格の持ち主の方がいらっしゃる事が理解できるし、皇族について知りたいと思っている人は読んでみるとよいと思う
Posted by ブクログ
タイトルから、何か皇室の秘密の暴露が…?と期待される方もいるかも知れませんが日本国民が知っていそうで知らない皇室、皇統の本質が説明されます。これを読めば女帝論が日本にはそぐわないのがよく解ります。
Posted by ブクログ
元皇族がお書きになったということもあり、かなり右よりな書物で
あることはしょうがないのだが、「国民の象徴」って?とか
かなりあいまいな存在である天皇や皇族が分かりやすく解説
されていると思います。
この本をよんで簡単に女帝でいいんじゃないとはいえなくなりました。
Posted by ブクログ
思っていたよりも硬い内容だった。でも、なぜ今までの天皇はずっと男性だったのか、女帝にしたときの問題点などわかりやすかった。
それに、戦時中・戦後と皇族の方たちがやってこられたこと、皇族だからこそ果たせた役割など知らなかったことがたくさんあった。