【感想・ネタバレ】決算書×ビジネスモデル大全―会社の数字から儲かる仕組みまでいっきにわかるのレビュー

あらすじ

「決算書×ビジネスモデル」の視点で、「無機質な数字」が「刺激的なドラマ」に変わる。
堅苦しくて難しそう、という「会計本」のイメージを塗り替える1冊。

注目41企業の分析を通して、決算書の読み方とビジネスモデルがいっきにわかる!

すべての事例が図解されているので、会計知識ゼロでも超おもしろい!
ビジネスにはもちろん、投資にも就活にも役立つ、「一生使える」最強のビジネススキル!

・なぜあの会社は稼げるようになったのか?
・なぜあの会社はつぶれたのか?
その答えは、決算書の中に隠されている!

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Posted by ブクログ

様々な企業の実際の決算書を分析し、特徴的なビジネスモデルをあらわにしており、ケーススタディーの豊富さは同じような他の本の中でも群を抜いていた。
しかもわかりやすい。初心者向け。

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2025年01月01日

Posted by ブクログ

事例を用いて財務諸表の見方を説明しています。
表を用いていたり、わかりやすい言葉で説明していたり、短編にして端的に説明していたりするこで大変読みやすいです。
こういう決算書の解説書の中で最もおすすめできる本です。

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2024年02月07日

Posted by ブクログ

バランスシート、損益計算書、キャッシュフロー計算書が実在の会社を実例として説明しており、よく理解できる1冊。実際、損益計算書だけを見ていて、設備を購入したときにキャッシュがでるのに大丈夫か?と感じていた時に、キャッシュフロー計算書と合わせて見ることで会社の安全性を確認できることに納得。バランスシートもどう使うの?と思っていたが、自己資本率から会社のキャッシュの安全性、有形か無形による固定資産のバランスからハードまたはソフト(サービス)で会社の事業を進めているかの判断。当たり前の事かもしれないが、理解を深めることができた。

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2025年10月12日

Posted by ブクログ

決算書でビジネスモデルを読み解く。
基本はBS.PLからライバル企業を比較して明確化させる。
また近年多くなっているM &Aによる買収ではBSの無形固定資産を紐解く。さらにFCFにより健全性を確認している。

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2025年05月07日

Posted by ブクログ

いくつかの本を読んでは挫折を繰り返してきたが、乱読の果てにようやく決算書を読むかが少し分かった気がする。

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2024年11月20日

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賃貸事業を手掛けている大和ハウスは有形固定資産の割合が高いか。
それに比べて住宅分譲事業を手掛けている飯田GHDは、不動産在庫が流動資産の棚卸資産として多く計上されている。

フランチャイズ店主体のビジネスモデルは、原価率が高く、販管費率が低い。
なぜならFC店に対する食材などの「卸売売上」で占められているから。
そのため店舗で発生する人件費や賃借料などの販管費はP/L上には計上されない。

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2024年10月23日

Posted by ブクログ

難易度低めで専門外の読者にも優しい。ビジネスモデルというよりは「決算書から何が分かるか」、その企業の特徴を同業と比較しながら解説していく内容だ。自ずと決算書にも明るくなる。

ー ヤクルトレディーは基本的にヤクルト本社の社員ではなく、個人事業主としてヤクルトの販売会社と業務委託契約を結んでいる。そのため報酬は給与ではなく販売手数料として支払われる。販売手数料の売上高に対する割合は7%。人件費や広告宣伝費が大きいことも販管費の高さにつながっている。一方で、低い原価率に結びついている。

ー ツルハホールディングスは成長戦略の一環としてM&Aを積極的に活用しているが、コスモス薬品は基本的に自社出店による自前主義で成長戦略を描いた。そのため、バランスシートには無形固定資産がほとんど計上されていない。

ー 東京エレクトロンのフィールドソリューション事業。新規に比べ研究開発投資が少なくて済むようなパーツの交換だとか、既に販売した装置の改造や中古装置の販売サービスの提供。

ー 現金化しやすい資産を多く、保有するキャッシュリッチな会社に対しては、投資ファンドなどから余剰資金を株主還元に回すよう求められることがある。実際、日鉄ソリューションズは、イギリスのアセットバリューインベスターズから増配と政策保有株式の処分を原資とした自社株買いを求める株主提案が出されたことがある。

ー インフロニアホールディングスでは、請負工事は利益率が低く工事期間は長期間ゆえ、その間の人件費や資材価格変動のリスクも与えているというデメリットを認識。また、今後の人口減少と社会保障費の増加を考えれば、建設市場が拡大することは考えられない状況であるとし、製造業からサービス業への転換を果たした。これが、コンセッション事業への参入を促した。長期的な建設市場の拡大が望めないため、ゼネコンを始めとした建設会社が主力であった。請け負い工事から脱却しなければならない。一方で、脱請負、コンセッション事業にはバランスシートを肥大化させると言う副作用がある。

ー 有形固定資産回転率の高さによって、固定資産の少ない軽量型のビジネスモデルになっているかどうかがわかる。

などなど。勉強になった。

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2024年05月25日

Posted by ブクログ

有名企業の決算書を比較分析することにより、その企業のビジネスモデルを炙り出すというもので、事例が豊富にあるので投資の参考にもなりました。

私が一番興味を持ったのが、もう上場廃止になっていますが、「グレイステクノロジー」という会社の粉飾決算についての分析です。
この会社は、高成長企業ということで投資家の注目を集めていましたが、実は、極めて巧妙な粉飾決算を行うことで、高成長企業であることを演じていたというものです。
この事例においては、キャッシュフロー分析によっても、粉飾決算であることを見抜くのは困難であったとのことでしたが、ある会計指標を注視していることで、正常な決算ではない可能性が高いと判断できるとの分析がされており、大変興味深かったです。

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2023年11月06日

Posted by ブクログ

PLだけを見がちだが、BSとCFも大事。
財務3票は連動している。

とくにBSがビジネスモデルの違いで、
どう違うか、は、面白い。

また、オービックが利益率57%だったり、100円ショップのseriaが10%だったり、普段分析しない業界の構造を知れて面白い。


ただ、大全をうたうなら、
ビジネスモデルをしっかり網羅して、
その背景にある財務モデルを解説した方がよい。

また、最後を倒産や粉飾で終わるのも後味が悪い。


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2023年08月27日

Posted by ブクログ

興味があまりない内容にしては頑張って読んだ。
簿記がわからなくても読めたので、会計の導入にはよいかも。

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2024年07月12日

Posted by ブクログ

このような決算書の読み方の入門書籍はいくつか読んだが、刊行時期による取り上げられている企業の違いが面白い。類似の書籍にたくさんあたって慣れていくのが良いと思う。

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2024年04月04日

Posted by ブクログ

正直言って非常に難しい内容。いまの僕には。
知っておかないといけない内容と考え方、見方。
いつか「これが役に立った」と言える日まで、諦めない。やるしかない。

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2023年10月01日

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