【感想・ネタバレ】実務担当者のためのビジネスプロセスDX実装ガイドブック―明日何をどうすればいいかがすべてわかるのレビュー

あらすじ

70点超の図解によるわかりやすい説明!
実際に作成したアウトプット例を掲載!
プログラミング知識がなくても大丈夫!

IGPIが実際に手がけた
事例を元に解説する
DX実務書の決定版!

これを読めば
会社のDXを任されたその日から
やるべきことが具体的にわかる!!

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Posted by ブクログ

実務担当者のためのビジネスプロセスDX実装ガイドブック
著:上田 剛

良書

けっこう時間がかかりましたが、業務内容の整理、再実装という点では、かなり濃い内容でした。すごくまじめな本というのが印象で、豊富な図表で流れが分かりやすいと思います。BPMNをつかって業務の流れを記述しています。

DXとは夢のツールではなく、全社の業務を理解したものが行う仮説にすぎない
DXとは、ビジネスプロセスを再設計し、業務の効率化を図ることである

既存の基幹業務にDXを当てるのが一番効率がいいといっていて、基幹業務の再設計の旅は、まさに、全体業務の最適化です。

本書のすごいところは、システム化を行う前の、業務分析の長大な旅を伴うことです

創業者に見まがう、全業務の仮想の通暁者が段階的現業務の問題課題の見える化と、投資効果に足る、あるべき論を展開していきます。

ただ、基幹システムのパッケージと異なる点は、実装技術の主たるものが、動的分析手法と、機械学習のアルゴリズムに主眼を置いているところです。

さまざまな業務とそれにあったモデルを細かく導入することでDXの価値を高めていく。

部門の最適戦略  
 ①見える化の実装(利益ドライバー分解と、クラスタ分析)
 ②予測モデルの実装(機械学習モデル、リスク評価、業務モニタリングと問題の早期発見)
部門横断の全社最適戦略
 ③統合予測モデル(LTV[顧客生涯価値]をカギとした複数の機械学習モデルの構築)

目次

第I部DX実務担当者が知っておくべき基本

第1章本書が扱うDXの範囲と定義
第2章DX実装の流れ
第3章DX実装に必要なリソース
第4章機械学習の基本

第II部DX実装の実務

第5章ビジネスプロセスの再設計
第6章見える化の実装
第7章予測モデルの実装
第8章部門を横断した統合予測モデルの実装

ISBN:9784492602317
出版社:東洋経済新報社
判型:B5変
ページ数:272ページ
定価:3000円(本体)
2023年06月06日発行

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2024年12月19日

Posted by ブクログ

・やってきたことの答え合わせ的な読み方。
・かなり共通してて、手応え感じる。
・期間を倍にすればそりゃここまでは全然やれるなと言う感じ。
・ビジネス側の人に機械学習をわかりやすく説明するための図示、はなかなか上手だった(この水準でできると擦り合わせ精度高そう)

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2023年09月30日

Posted by ブクログ

これからまさに推進していこうとしている段階なので、社内説得用の資料をどのように作成するか、等の参考になった。

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2023年07月27日

Posted by ブクログ

機械学習とは的な内容もあり自分の知識的には不要な部分もあった。実際のプロセスも書いてあるが、まぁそうだなといった内容。これからこの領域を学ぶ人には分かりやすくまとまっていいと思う。
プロセスの業務整理をインプット、処理、アウトプットで下流にどのように流れて行くか漏れなく整理すると言った部分は学びになった。組織横断で実行する権限と覚悟が必要。

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2024年10月06日

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