あらすじ
細胞からカラダが変わり、エネルギーが満ちあふれる!
医師が実践する「ミト育(ミトコンドリア育成法)」
「ミト育」とは、ミトコンドリアを元気に“育てる”ことです。
ヒトが生命活動をするためにはエネルギーが必要ですが、そのエネルギーをつくる工場がミトコンドリアです。私たちが心身のパフォーマンスを高め、維持するためには「ミト育」が必要なのです。
著者の寺田氏は今年(2023年)55歳という年齢を迎えますが、スイム3.8km、バイク180km、マラソン42km、トータル約226kmを約15時間以内に完走するという過酷なアイアンマンレースに10年以上にわたり出場しています。それを可能にしているのは、医師である寺田氏が自らミト育を実践しているからに他なりません。
本書は、ミトコンドリアの役割から始まり、ミト育の土台となる食事について、そして3つのミト育「腸内環境を整える」「肝臓デトックス機能を整える」「抗酸化機能を整える」という構成でミトコンドリアを育て機能を高める方法について解説しています。巻末には、付録としてミト育を始めるにあたってのセルフチェックリストもつけました。
ミトコンドリアの機能低下は、パフォーマンスが下がるだけでなく、「寝ても疲れが取れない」「気持ちが落ち込む」「朝起きれない」「病気になりやすい」など、心身の不調の原因にもなります。ぜひ、本書をお読みいただいて、ミトコンドリアを活性化し、不調のない、若々しいカラダを手にいれてください。
感情タグBEST3
Posted by ブクログ
元気な体を手に入れるには、栄養バランスの取れた食事が大前提。しかし、いかに良い食事を取ったとしても、それが体内でうまくエネルギー変換できなければ、なんとなくだるいなどの未病の状態が続くことになる。
つまり、エネルギー変換を正常にすることがまず大事であり、そのエネルギー変換の元となるATPを産生しているのが、私たちの細胞の中にいるミトコンドリアの存在である。
この本は、色々な要因で弱っているミトコンドリアをまず元気にするためには、どのようなことを心がけたらいいかと言うことを中心に順序立てて書いてあり、できることから始めたいと思っている。
ミトコンドリアを元気にすることが、心身健康につながっているというのがとても共感できた。