【感想・ネタバレ】秘伝のレビュー

あらすじ

巨魚に挑む男たちを描いた直木賞受賞の大ロマン。長崎県西彼杵半島の西海岸を舞台に、二人の釣り名人と怪魚イシナギの死闘劇の幕は切って落とされた。まるで潜水艦のような黒い影が潜む海中に、特殊な工夫を施した必殺の仕掛けが送り込まれていった……。他に中編「赤い海」を収録。

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Posted by ブクログ

第90回直木賞。
足の不自由な2人の漁師が、毎年5月に現われる巨大魚を釣り上げる話。
舞台は長崎県。県の南北にいるという伝説の漁師は、釣り人たちの間で名ライバルとして話題になっていた(本人たちは会ったこともなければ戦うつもりもないのだが)。セリフはすべて長崎弁。
2人の釣りについての姿勢、みずから編み出したあるいは親から受け継いだ釣りの技法、足を失ったいきさつなどのエピソードが挿し込まれつつ、数年かけて巨大魚に挑む2人は、境遇が似ていることから(年齢は14違うが)お互いを尊敬しあい信頼している。

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2010年07月19日

Posted by ブクログ

1983年の直木賞受賞作品「秘伝」と中編「赤い海」収録。釣りや漁業に関して知識ゼロの自分がコーフンして読み終えた。筆力と構成!

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2024年03月24日

Posted by ブクログ

90回 1983年(S58)下 直木賞受賞作。長崎の漁港を舞台とする釣り名人二人の腕比べと友情を描いた作品。海男の生き様を満喫できるおすすめ。
収録作)『秘伝』、『赤い海』

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2013年09月29日

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