【感想・ネタバレ】中年シングル生活のレビュー

あらすじ

懲役18年――私は彼女が最後にいった言葉を忘れずにいる。オトナになるまで再婚しては駄目といったのである。そしてすでに懲役は20年の長きにおよんでいる。不幸でもなく幸せでもなく、同時につまらなくもない中年的シングル生活の実情を、自信と痩せがまん半々に記した、これはユーモア読み物なのである。

...続きを読む
\ レビュー投稿でポイントプレゼント / ※購入済みの作品が対象となります
レビューを書く

感情タグBEST3

Posted by ブクログ

読破したのが、かれこれもう三日前ですから具体的な感想は書けないんですけれども(!)うーん…そうですねぇ…まあ、等身大の中年独身生活が描かれている感じですかねぇ…。

ヽ(・ω・)/ズコー

幸せでも不幸でもなく…淡々と続く生活、という感じですかね!

ヽ(・ω・)/ズコー

家庭がある人と比べて独身者は…そうですねぇ、確かに「アルバム」みたいなのは無いですよね! お子さんがいる方はアルバムを見開いて「あの頃は…」みたいな感じで回想できるんでしょうけれども、ずっと独り者を貫いてきた…というか、結果的にそうなっちゃった人は振り返るものとかあまり…無いように感じます。。゚(゚´Д`゚)゚。

阿川さんとの対談が一番読み応えありましたかねぇ…しかし、阿川さん…結婚しちゃいましたね…。

さようなら…。

ヽ(・ω・)/ズコー

0
2017年08月25日

Posted by ブクログ

独身男女の参考書     

教科書でも問題集でも無い。ビジネス書やHow to本のような実用性はないが、有用ではある。誰に。中年独身者に。そういった人達に興味がある向きに。

初出は1990年代中盤だが、一向解決されない日本の独身問題に、何の解決にもならないが、理解は進む。本が解決してくれることなど無い。参考書なんてましてやだ。

先行者であり、凡百の勤め人やそうでない人よりも、おそらくは経済的に裕福で知己も多い関川夏央にして、こうなのだ(どうなのかは読んで頂く方が良い)。人の生き方にどうこう言わないのが、ポストモダンなのだろうが、僕は自分の子供が大人になる頃に、子供がいないことを望まないので、言うが、どんな結婚であれ家庭をもって、子供がいる方が当たり前の世の中の方が、そうでないよりマシだと確信している。

DVだとか虐待をどう考えるのか、と言う向きには、例外を強調する余り、原則を歪めることがいくら日本の伝統芸能とはいえ、いい加減やめないか、と言いたい。何でもアリってのは結局何にも無しになっちゃうよ。

大体、一部の例外が独身貴族でなければ、僕ら家庭持ちの憧れが随分安っぽくなるじゃないか!!!。

0
2010年04月18日

「小説」ランキング