あらすじ
クレーム、炎上、人付き合い……揉め事ぜんぶ平気になる。手掛けた書籍は累計発行2000万部以上! 裏社会の最前線を渡り歩いてきた作家・編集者が明かす、究極の「他人と向き合う技術」。
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Posted by ブクログ
帯に書かれた「平気になる」までは簡単ではないと思うが、他者の怒りに対する心がまえについて、読みやすくかつ論理的に語られている。
本書の重要な主題は普遍的なもので、ベストセラー『嫌われる勇気』などとも相性が良さそう。
Posted by ブクログ
正直読んでいてヤクザのい例が多いな、実践する機会があるのかな、と思いながら読んでいたが、今後は対ヤクザのノウハウを知った人間になったんだと思うことにした。怒られることの何が嫌かを見つめ直すと、嫌を回避するだけの対応をしていたアレコレを思い出す。”怒られ”に飲まれずに状況把握をし問題の解決に取り組む癖をつけていきたい。
Posted by ブクログ
当初はあまり期待せずに読み始めたが、実例が随所に登場し、それを基にした対応策を開陳しており参考になった.特に、第5章の「炎上」については的確な分析がなされており、面白かった.第6章の「そもそも人は完全になどわかり合えない」は至言だと感じた.また「諦観」も重要な視点だと思った.
Posted by ブクログ
単なるクレーム処理でなく、怒りの扱い方まで踏み込んでいるのが特徴的。
社会人生活が長くなると、物事を頭で受け止めるか、心で受け止めるか、を間違えないことが重要と感じることが増えたが、本書でその認識が深まった。
Posted by ブクログ
子供の頃親に怒られて育てられたせいか、誰かに怒られるということが非常に恐怖で、いかに怒られないようにすれば良いかばかり考えて人間関係を作ってきた。真に信じられる人は少なく、怒る人にはいいように使われるという損な生活をしていた。しかし、職場で何度も「怒られ」を経験していくうちに、コツみたいなものが得られ、怒られをコントロールできるようになった。ただ、怒られも繰り返されると辛いもので、久しぶりに最近耐えがたい件に出くわした。そんな時にこの本に出会い、改めて怒りについて考えるきっかけをもらえたのが何よりだった。