【感想・ネタバレ】女子大生、オナホを売る。のレビュー

あらすじ

「女子大生×オナホ」禁断のマーケティング術

★エロが苦手だった女子大生がオナホD2Cを立ち上げ、成功するまでの全過程。
★副業、起業、新規事業……ビジネス成功の秘訣が詰まった一冊
★「どんな領域でも、コンセプト勝ちで売れるコンテンツやモノを作れるようになりたい」という方必見

(本書の内容)
第1章【事業領域の選定方法 ~女子大生、オナホ領域を選ぶ~】
1-1 クリエイティブで勝負が決まる領域を選ぶ~オナホとYOASOBIの共通点~
1-2 「少し冒険」でき「欲求が深い」領域を選ぶ~突き抜けたコンセプトで勝ち抜く~
1-3 「まだ解決されていない重大な悩み」が存在している領域を選ぶ~未解決の悩みに向き合う~
1-4 他社が参入しづらい領域を選ぶ~できるだけ競争しない~
1-5 製造コストが低く、高価格帯で売りやすい領域を選ぶ~流行りやイメージに左右されない~
1-6 信頼できる販売チャネルが存在する領域を選ぶ~参入初期は虎の威を借りる~
1-7 定番ブランドが存在していない領域を選ぶ~天下のTENGAに戦わずして勝つ方法~

第2章【成功のためのインサイト発掘方法 ~女子大生、オナホユーザーのインサイトを見つける~】
2-1 思い込みを排除する~方向転換して音楽メディアをNo.1にした方法~
2-2 顧客の欲求を表にして捉える方法~本当の悩みが浮かび上がってくる~
2-3 顧客の本音を抉り取るインタビューの手順~準備から実行までの全行程~

第3章【売れる商品コンセプトの極意 ~女子大生、オナホを作る~】
3-1 良いコンセプトとは何か?~まさにこんな商品が欲しかった!と言わせる方法~
3-2 売れる商品名」の付け方~商品名でコンセプトを伝える~
3-3 顧客を引き寄せるキャッチコピーの付け方~いかに顧客を期待させられるか?~
3-4 コンセプトの検証~既存商品と比較してなお欲しいと思ってもらえるか~

第4章【AmazonD2Cの制し方 ~女子大生、オナホを売る~】
4-1 売れる商品名の設定方法~悩み解決を期待できる名前になっているか?~
4-2 売れるパッケージの作り方~「とにかく目を引く」が最優先~
4-3 広告の活用方法~クリエイティブの良し悪しを見極めるための広告出稿~
4-4 ヘビーユーザーへのマーケティング~最強の味方を獲得しよう~
4-5 さらにブランドのラインナップを展開する ~1つの抽象的な悩みに様々な解決法を用意する~

第5章【事業の売却 ~女子大生、D2C事業を売る~】
5-1 起業家は適度に休んで、また立ち上がるが吉~事業を継続していく上で大切なこと~
5-2 事業売却の考え方~評価されているうちに売るという当たり前の話~
5-3 ネクストステージへ~新たな挑戦~

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Posted by ブクログ

ネタバレ

購入したい良本! 
マーケティング初学者でもスッと頭に入ってくる内容だった。今までマーケティングはよく分かっていなかったけど、オナホの話になると急にわかりやすくなる。それ以上に著者の説明がわかりやすかった。
これからは分からない概念とか物事があった時にはGPT先生に性ネタで例えてもらうと学習意欲も理解度も上がる気がした。

以下2点は特に学びになったこと。
・マーケティングの本質は「顧客の本当の悩みを理解して、解決策を提供すること」
特に顧客心理(インサイト)をインタビューや実体験を通して分析する著者には脱帽しました。これは当たり前のようで忘れがち。肝に銘じる。

・ギフティングビジネスは「支払者と受益者の分離構造」で利益が出やすい
例えば、バレンタインデーに彼女に3000円のチョコレートを購入する時。
普段ならコスパを考えて買わない。しかしギフトとなるとコスパではなく、意味とか思い出が優先されるため価格に対する心理的ハードルが低くなる。

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2025年06月17日

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